ずっと愛用しているお気に入りのジャケット、友人が手がけた温もりあるネックレス、ヴィンテージショップで偶然出会ったコート……。時代や流行に流されることなく「自分らしさ」を大切にしているファッション愛好家たちの「愛用品」には、それぞれの時間や思いが詰まっています。本連載では、6人の女性が選んだ愛用品と、その背後にあるストーリーをお届けします。

とまらないヴィンテージ愛。過去から受け継がれたアイテムを新しい解釈で着こなす

画像: とまらないヴィンテージ愛。過去から受け継がれたアイテムを新しい解釈で着こなす

【PROFILE】
フィンヤ・レヒターマン(Finja Loechtermann)/ モデル、ブロガー
Rebecca Ruetzのショーでデビュー。世界を舞台に活躍するモデルであり、ブロガー。ドイツ・ベルリンが拠点。クールな美貌とチャーミングで親しみやすい性格のギャップがSNSで人気を集めている。
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/finjaloechtermann

自他共に認めるヴィンテージラバーである彼女。ケイト・モスやリンダ・エヴァンジェリスタといった90年代のスーパーモデルたちの着こなしに影響を受けながら、自分の感性をスタイルに反映している。また「服を作ることで自分らしさを表現してきた」と語るとおり、DIYにも積極的に取り組んでいる。

スワロフスキーのベルト

画像: スワロフスキーのベルト

「アンティークショップで出会った特別なベルト。スイスのアーティストがスワロフスキーの大きなラインストーンを使ってデザインした一点物で、商品化される前のプロトタイプとして制作されたようです。決して安くはない買い物でしたが、時を超えて愛されるタイムレスなデザインに惹かれ、迷わず購入しました。ベルトとしてはもちろん、二重に巻いてチョーカーのように着けるのも好き」

Dolce&Gabbanaのコート

画像: Dolce&Gabbanaのコート

「一生着られる上質なコートを探していたなか、オンラインで見つけたチェスターコート。90年代の物だと思いますが、しっかりとした厚手のカシミア素材と素晴らしい仕立てが特徴です。このコートは暖かさとスタイリッシュさを両立させた、最高の一着ですね!」

ヴィンテージのデニムジャケット

画像: ヴィンテージのデニムジャケット

「襟元のチーター柄ファーとデニムの組み合わせに完全に心を奪われました。実はこれ、たった12ユーロ(2000円弱)で見つけた掘り出し物なのです。大風邪を引いて家で療養しているときに観た『ギルモア・ガールズ』の着こなしにインスパイアされて(笑)。どんな日でも自分をかっこよく見せてくれる、お気に入りのアイテムです」

Liebeskind Berlinのバッグ

画像: Liebeskind Berlinのバッグ

「ドイツで大人気のバッグブランドLiebeskind Berlinのショルダーバッグ。大容量なのにすっきりとした見た目で、機能性とデザイン性を兼ね備えています。ちょっと前に、このブランドから仕事のオファーを受けたときは大興奮しました。もちろん、私の返事はYes! 間違いなく、夢が叶った瞬間のひとつですね」

自作のイブニングドレス

画像: 自作のイブニングドレス

「地元では好きなファッションを手に入れるのが難しく、自分で洋服を作り始めました。11歳の頃から裁縫を学び、最初は人形の服作りからスタート。大学ではファッションとデザインを専攻し、このイブニングドレスは卒業式のために制作しました。ヴェルサーチのコレクションにインスパイアされ、自分に自信を与えてくれる一着を作りたいと思ったのです」

※掲載アイテムは全て本人私物となります。

Senior Writer / Photographer:Yuko.K

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