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9月以降も日本全国各地で開催予定の野外音楽フェス。昨今では、猛暑で過酷すぎる真夏よりも、過ごしやすい気候の日が増えてくる秋以降のほうが、むしろフェスシーズン本番といえるのかも。そこで本記事では、2025年8月13日(金)〜15日(日)の3日間にわたり北海道石狩市で開催された「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025(ライジングサン ロックフェスティバル 2025/略称:RSR2025)」に参加した筆者が、来場者スナップを参考に、環境や天候に適応したおしゃれフェスコーデについて考察してみました。キャンプやハイキングといった秋レジャースタイルの参考にもなると思うので、ぜひご一読ください。
画像: RSR2025ゲートで仲間とともに記念撮影(いちばん左が筆者)。2日間とも『ワークマン』のベストセラー服・レディースガーデニングサロペットで参加しました

RSR2025ゲートで仲間とともに記念撮影(いちばん左が筆者)。2日間とも『ワークマン』のベストセラー服・レディースガーデニングサロペットで参加しました

野外音楽フェスコーデを考える時に注意すべきこと

1. 熱中症・日焼け対策を万全に!

屋根もエアコンもない自然環境下で、強烈な日ざしや急な雨にさらされる野外フェス。特に念入りに準備すべきなのが熱中症対策です。吸汗速乾に優れた素材を用いたウェアを着たり、帽子・サングラス・アームカバー・レギンス・タオルなどの日焼け防止対策アイテムを兼用して、体に熱がこもらないように工夫して。

2. 晴れでも雨でも歩きやすい足もと対策を!

フェスコーデを考えるうえで、服に対する熱量と同じくらい真剣に考えるべきなのが足もと対策。特に野外フェスではスタンディングでのステージ鑑賞が主流ですし、徒歩による移動も大変。地面はアスファルトもあれば草地や砂地もあり、天候によってその状態は大きく変化します。雨に濡れても砂まみれになってもなるべく疲れずに快適に歩けるシューズ&ソックス選びを心がけて。

3. 荷物は最小限に、できればハンズフリースタイルで!

「身軽でありたい」と意識しつつも、貴重品や熱中症防止・雨対策グッズなどでどうしても荷物が多くなりがちな野外フェス。前述のとおり、荷物を抱えて立ったままステージを鑑賞したり、長時間移動したりする必要があるため、荷物はなるべく最小限に抑えるのが正解。体に密着させて斜めがけできるボディバッグや、最近流行中のフィッシングベストがおすすめです。

RSR2025のコーディネートスナップに学ぶ、夏フェスおしゃれTIPS

1. 【カラートーン】野外だからこそアーバンムードなモノトーンスタイルが映える!

過酷な環境下でも快適に過ごせるアウトドア&スポーツウェア着用での参加者が多いためか、野外フェスでは必然的にカラフルなコーディネートが主流に見えます。そのため、ブラックやホワイトといったモノトーンカラーを駆使してシンプルに装っている人がおしゃれで会場でも目立っていました! 会場で販売される公式グッズやアーティストグッズにも派手なデザインが多いので「自らの服装はシンプルなほうが現地でコーディネートしやすい」と語る参加者もいました。

画像: (左)古着のアロハシャツに黒のスラックススタイル。唯一の差し色が真っ赤なリップで潔い・(右)キャップやハットの下にバンダナやスカーフを挟んで頭に巻くスタイルが大流行中! おしゃれだし、日よけや汗取りも兼ねられるので一石二鳥なのだとか

(左)古着のアロハシャツに黒のスラックススタイル。唯一の差し色が真っ赤なリップで潔い・(右)キャップやハットの下にバンダナやスカーフを挟んで頭に巻くスタイルが大流行中! おしゃれだし、日よけや汗取りも兼ねられるので一石二鳥なのだとか

画像: 『ユニクロ』今夏の大ヒットアイテム・ホルターネックブラタンクトップにワイドカーゴパンツやワイドデニムを合わせたY2Kスタイルのガールズチーム。シンプルでヘルシーな肌みせコーデが好印象 ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

『ユニクロ』今夏の大ヒットアイテム・ホルターネックブラタンクトップにワイドカーゴパンツやワイドデニムを合わせたY2Kスタイルのガールズチーム。シンプルでヘルシーな肌みせコーデが好印象 ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

画像: 汚れやすさからアウトドアでは敬遠されがちな白を主役に着こなしていたおしゃれカップル。ハットやボディバッグなど小物でカラーアクセントを取り入れたさわやかなスタイルは、会場でひときわ目立っていました! ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

汚れやすさからアウトドアでは敬遠されがちな白を主役に着こなしていたおしゃれカップル。ハットやボディバッグなど小物でカラーアクセントを取り入れたさわやかなスタイルは、会場でひときわ目立っていました! ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

2. 【バンドTシャツ】ハーフパンツ&スポーツソックスでおしゃれに着こなす

お目当てのアーティストTシャツをおしゃれに着こなしている人の共通項は、ひざ上丈のハーフパンツ&ソックス。みなさんが特にこだわっていたのがソックス選び。普通のソックスよりも吸汗速乾性やクッション性に優れ、フィット感の高くて歩きやすいスポーツソックスを、たるませずにピーンと最大限伸ばしてはくのがトレンドとして急上昇中!

画像: (左)サニーデイ・サービスT着用のお手本コーデ。FUJI ROCK FESSTIVAL '25とファミリーマートのコラボラインソックスがポイント・(右)ラッキーキリマンジャロTのアートワークに用いられているベージュやグリーンをハーフパンツの色とリンクさせた好例 ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

(左)サニーデイ・サービスT着用のお手本コーデ。FUJI ROCK FESSTIVAL '25とファミリーマートのコラボラインソックスがポイント・(右)ラッキーキリマンジャロTのアートワークに用いられているベージュやグリーンをハーフパンツの色とリンクさせた好例 ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

3. 【トレンドウェア】『ワークマン』のガーデニングサロペットが大人気!

筆者にとっても野外フェスやイベントの定番ワードローブである『ワークマン』のガーデニングサロペット(¥2,900〜¥3,900)を着て参加している仲間を大勢見かけました! 軽くて着心地がよく、ストレッチ性の高い高撥水素材を用いている全天候対応型ウェア。スナップボタンで取りつけ位置を移動できるムービングポケットや、スマートフォンを収納できる胸もとのリブポケットなど、計10個を超える大小のポケットがついているのも便利で、野外フェスにイチ推しの服なんです。

画像: ガーデニングサロペット&ガーデニングサロペットスカートを着た“#ワークマン女子”チーム。撥水性に優れているため、雨や泥はねを気にせず気兼ねなくフェスを楽しめるためおそろいで買ったそう ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

ガーデニングサロペット&ガーデニングサロペットスカートを着た“#ワークマン女子”チーム。撥水性に優れているため、雨や泥はねを気にせず気兼ねなくフェスを楽しめるためおそろいで買ったそう ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

画像: (左)強風のなか、砂まみれになりながらの慣れない汗だくテント設営作業にも、(右)炭で火をおこしながらのBBQにも、『ワークマン』のガーデニングサロペット着用なら汚れを気にせず集中できる!

(左)強風のなか、砂まみれになりながらの慣れない汗だくテント設営作業にも、(右)炭で火をおこしながらのBBQにも、『ワークマン』のガーデニングサロペット着用なら汚れを気にせず集中できる!

ちなみにRSR2025は会場内にテントを張り、大自然のなかでアーティストのパフォーマンスを鑑賞しながらキャンプを楽しめる“キャンプインフェス”。『ワークマン』のガーデニングサロペットであれば、テントやタープを設営の時も、BBQ調理の時も、服の汚れを気にせず力いっぱい行動できて、贅沢な時間を過ごすために大活躍してくれます。

4. 【ヘッドギア】つば広ハット族 VS “ほっかむり”族

屋根もエアコンもない野外で、強烈な日ざしに負けず、長時間過ごすために絶対に欠かせないのが、紫外線対策を兼ねたハットやキャップ。日よけにも雨よけにもなる広いサンバイザーが360°ついた防水アウトドアハットが主流でしたが、昨年ごろから、大判のスカーフ・バンダナ・タオルなどで頭全体を覆い、あごの下で結ぶ“ほっかむり”スタイルも大流行! キャップやハットの下に挟み込んだり、逆にヘッドギアの上から覆うように包んで結んだりするハイブリッドスタイルの人も多く、みな思い思いのアレンジを楽しんでいました。

画像: 防水・透湿機能に優れた素材を用い、10㎝以上の幅広サンバイザーを搭載したストラップ(あごひも)つきのアウトドアハットは野外フェスの必需品。傘がさせない会場の場合は雨よけとしても活躍します

防水・透湿機能に優れた素材を用い、10㎝以上の幅広サンバイザーを搭載したストラップ(あごひも)つきのアウトドアハットは野外フェスの必需品。傘がさせない会場の場合は雨よけとしても活躍します

画像: おしゃれと熱中症対策をダブルでかなえる“ほっかむり”勢が急増中! 見た目も華やかで気分が上がるうえ、頭に巻いて日よけ役に、肩に巻いて防寒役にと大活躍なのだそう ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

おしゃれと熱中症対策をダブルでかなえる“ほっかむり”勢が急増中! 見た目も華やかで気分が上がるうえ、頭に巻いて日よけ役に、肩に巻いて防寒役にと大活躍なのだそう ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

5. 【ウェアラブルなバッグ】大量ポケットつきのフィッシングベストが大人気

背負えるバックパックや斜めがけできるボディバッグが長年フェスバッグの主流でしたが、RSR2025の会場で目立ったのがフィッシングベストに必要なものをすべて収納して、手ぶらで移動するスタイル。前身ごろにも後ろ身ごろにも多数のポケットが搭載されているため、大小多くのアイテムを収納できるほか、手持ちのトップスの上に羽織るだけで、防寒・防水・防汚対策にもなるとのことで、これからますます流行る予感!

画像: ルアーケース・ライン・プライヤーなど釣りに欠かせないこまごました道具を機能的・効率的に収納するためのフィッシングベストが、アウトドアユースにシフト。野外フェスでも大活躍 ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

ルアーケース・ライン・プライヤーなど釣りに欠かせないこまごました道具を機能的・効率的に収納するためのフィッシングベストが、アウトドアユースにシフト。野外フェスでも大活躍 ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

画像: バンドTシャツ×ハーフパンツのシンプルコーデにフィッシングベストを羽織れば即おしゃれ見え! メッシュ素材を使った通気性の高いモデルは軽量設計で、長時間の着用でもノンストレスなのだそう  ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

バンドTシャツ×ハーフパンツのシンプルコーデにフィッシングベストを羽織れば即おしゃれ見え! メッシュ素材を使った通気性の高いモデルは軽量設計で、長時間の着用でもノンストレスなのだそう  ©︎ RISING SUN ROCK FESTIVAL

6. 【シューズ】『キーン(KEEN)』のニューポート・ハイパーポートが大人気

全日を通して暑すぎるくらいの晴天に恵まれたRSR2025。雨の心配があまりなかったため、草地と砂地がミックスした足場での歩きやすさやムレにくい通気性を重視した“サンダル以上・スニーカー未満”のシューズをはきたいニーズに応える存在として大人気だったのが『キーン(KEEN)』のアウトドアサンダル。特にアイコンモデルの「ニューポート(NEWPORT)」「ハイパーポート(HYPERPORT)」をはいている参加者を多く見かけました。

画像: テントベースの生活で着脱しやすいうえ、頑健なつま先カバーや、むくみがちな足にほどよくフィットするバンジーシューレースが好評な『キーン(KEEN)』の超人気定番モデル「ニューポート H2」

テントベースの生活で着脱しやすいうえ、頑健なつま先カバーや、むくみがちな足にほどよくフィットするバンジーシューレースが好評な『キーン(KEEN)』の超人気定番モデル「ニューポート H2」

2025年9月以降に開催予定のおすすめ野外フェス

本記事でご紹介したコーディネートを参考に、秋以降にお出かけいただきたいおすすめ野外フェスをピックアップ。熱中症・日焼け対策を万全にして力いっぱい楽しんでみてくださいね!

⚫︎ROCK IN JAPAN FES. 2025/2025年9月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝)・20日(土)・21日(日) @ 千葉市蘇我スポーツ公園
⚫︎New Acoustic Camp 2025/2025年9月13日(土)・14日(日) @ 水上高原リゾート200
会場:水上高原リゾート200
⚫︎イナズマロックフェス2025/2025年9月20日(土)・21日(日) @ 滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場
⚫︎中津川 WILD WOOD 2025/2025年9月20日(土)・21日(日) @ 岐阜県中津川公園内特設ステージ
⚫︎朝霧JAM/2025年10月18日(土)・19日(日) @ 富士山麓 朝霧アリーナ・ふもとっぱら

取材協力/RISING SUN ROCK FESTIVAL 取材・文/Senior Writer:OKISHIMAGAZINE

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