私の知人・真帆さん(仮名)は、義実家の近くに住んでおり、義両親とは普段から頻繁に顔を合わせています。一方、真帆さんの実家は遠方にあるため、連休には泊まりがけで帰省しているのですが、そのことが義母は気に入らないようで……?
義実家と実家の距離
私は夫と3歳の娘と暮らしています。義実家は近所にあり、週末に顔を出したり一緒に食事をしたりと、義両親とは普段から頻繁に会っていました。
一方、私の実家は遠方にあり、気軽に日帰りできる距離ではありません。そのため、連休などを利用して数日間泊まり、両親とゆっくり過ごすようにしていました。
住んでいる場所が違うので、会い方もそれぞれ。私としては特に不自然なことだとは思っていなかったのです。
義母に帰省の話をすると
ところが義母は、私が自分の実家に何日も泊まることを快く思っていないようでした。帰省の予定を伝えると、「また何日も泊まるのね〜……」と不満そう。さらに「お嫁に来たのに、あちらの家ばかりな気がするわ」とチクリと言われてしまったのです。
(普段はお義母さんたちと、しょっちゅう会っているのに……)私の実家は遠いからこそ、帰れるときにまとめて泊まっているだけなのです。それなのに、まるで義実家をないがしろにしているかのように言われ、納得できませんでした。
そんな義母に、夫がひと言
そんな義母の言葉を聞いて、ついに夫が口を開きました。「いやいや、うちはしょっちゅう会えてるじゃん!」そして「でも真帆の両親は遠くてなかなか会えないから、泊まれるときにはゆっくり会わせてあげたいんだよ」と改めて説明してくれたのです。
私が言いづらかったことを夫が伝えてくれたものの、義母はまだどこか不服そうにしています。すると夫は、さらに話を続けました。
夫からの提案に義母は……?
「そもそも会ってる日数でいえば、うちのほうが断然多いと思うよ」そう前置きすると、「そんなに気になるなら、これから全部記録して、両方の実家で同じ日数になるように調整しようか?」と提案したのです。
すると義母は、「そこまでしなくていいわよ……!」と慌てて引き下がりました。私は、夫が私の両親と過ごす時間も大切に考えてくれていることが感じられて、とても嬉しかったです。
泊まりがけの帰省は目立ちやすいものですが、近くに住んでいるからこそ日常的に会える時間もあります。夫の言葉で義母も、帰省の日数だけでは比べられない、それぞれの祖父母との関わり方に気づいたのかもしれません。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

