「長男の嫁なんだから」義父のひと言で始まった介護生活
義母が病気で倒れ、退院後も日常生活のサポートが必要になりました。すると義父から「長男の嫁なんだから、母さんの面倒を見るのはお前の役目だろ」と言われ、私は介護を引き受けることに……
夫も義姉も協力してくれない
私は仕事や家事の合間に、義母の食事の準備や通院の付き添い、身の回りの世話をこなす日々。
夫は仕事を理由に協力せず、義姉も「私は嫁いだ身だから」と介護を拒み、私の負担は増える一方でした。
義父の身勝手な言い分
介護の疲れがたまり、私が体調を崩しても、義父は「俺だって大変なんだ」と自分の苦労ばかり訴え、私を気遣う様子もありませんでした。
心身ともに限界を迎えた私は、ついに夫へ「このままなら離婚も考えている」と打ち明けました。そこで夫は初めて、私がどれほど追い詰められていたのかを知り、事態の深刻さに気づいたのでした。
介護はひとりで背負わない! 家族で支え合う新しい形
夫は義父や義姉と話し合い、私だけに介護を押し付けていたことを反省し、家族で役割を分担するよう提案しました。さらに、ケアマネジャーに相談して介護サービスも利用することになり、私はようやく自分の生活を取り戻し始めたのでした。
介護は、誰かひとりが我慢して背負うものではありません。家族だからこそお互いの負担を思いやり、無理をせずに支え合える方法を考えていきたいものです。
【体験者:50代・パート勤務、回答時期:2026年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:中條みき
医療事務として7年間勤務。患者さんに日々向き合う中で、今度は言葉で人々を元気づけたいと出版社に転職。悩んでいた時に、ある記事に救われたことをきっかけに、「誰かの心に響く文章を書きたい」とライターの道へ進む。専門分野は、インタビューや旅、食、ファッション。

