義母の前で家事の不満をぶつける夫
ある日、夫婦で義実家を訪れた際、夫が私の家事について「うちはいつも散らかってる」「もう少しちゃんとしてほしい」と、義母の前で不満を言い始めました。
普段なら聞き流す私も、その日は仕事と家事で疲れていたこともあり、言い返す気力もなく黙っていました。
調子に乗った夫が言いたい放題
すると夫は調子に乗ったのか、「母さんならちゃんとできるよね」と義母に同意を求めるような発言まで。「俺は仕事で忙しいんだから、家事まで細かく言われても無理だよ」「家にいるほうがやるのが普通じゃない?」と、まるで自分には関係ないように話す夫。
私は「もう帰りたい……」と思いながら黙っていましたが、義母は夫の言葉を聞くたびに表情を曇らせ、次第に険しい顔つきになっていきました。
義母が夫をまさかの一喝!
すると義母から、まさかの一言が。「あなた、何を偉そうに言ってるの? 仕事から帰ってきて家事を全部やってみたら?」と夫を一喝しました。
さらに、「あやさんは仕事も家のことも頑張ってるでしょう。文句を言う前に、自分がどれだけ家事をしているのか考えなさい」と、私の代わりに夫へ言い聞かせてくれたのです。
叱ってくれた義母に、今でも感謝
まさか義母から叱られるとは思わず、夫もばつが悪そうに黙り込んでしまいました。その後、夫は家事を手伝うようになり、以前よりも私の負担を気にしてくれるように。
あのとき、私の代わりに夫を叱ってくれた義母には、今でも感謝しています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:中條みき
医療事務として7年間勤務。患者さんに日々向き合う中で、今度は言葉で人々を元気づけたいと出版社に転職。悩んでいた時に、ある記事に救われたことをきっかけに、「誰かの心に響く文章を書きたい」とライターの道へ進む。専門分野は、インタビューや旅、食、ファッション。

