「自分のルールが正解」こだわりが強すぎる同僚
同僚の安藤さん(仮名)は、とにかく自分のやり方にこだわる人。「机の上に書類を置いたまま帰るなんてありえない」「仕事ができる人はデスクもきれい」と、周囲にも自分のルールを押しつけていました。
「きれいにして帰る」が絶対!
私が翌朝使う資料を机の端に置いていると、「帰る前に片づけたほうがいいよ」と毎日のように注意されるように。
「明日の朝すぐ使うので」と伝えても、安藤さんは「でも、机はきれいにして帰ったほうがいいから」と、自分の考えを曲げませんでした。
会議直前に資料が行方不明
ある日、翌日の会議で使う大事な資料を、いつものように机の端に置いて帰りました。ところが翌朝、資料がどこを探しても見つからず、会議の時間も迫ってきたため、私は「昨日ここに置いたはずなのに……」と大慌てで探すことに。
「人の書類を勝手に動かさないで」部長の一言で決着
すると安藤さんが「探してるのって、この資料?」と別のファイルから私の資料を取り出し、「昨日、机の上に出しっぱなしだったから片づけておいたの」と得意げに一言。
私が「そのせいで朝から大騒ぎだったんですが……」と返すと、別の同僚から「それ、片づけじゃなくて隠しただけじゃない?」とツッコまれ、部長からも「人の書類は勝手に動かさないように」と注意されたのでした。
みんなの前でしっかり釘を刺された安藤さんは、それ以来、他人のデスクを勝手に片づけることはなくなりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:中條みき
医療事務として7年間勤務。患者さんに日々向き合う中で、今度は言葉で人々を元気づけたいと出版社に転職。悩んでいた時に、ある記事に救われたことをきっかけに、「誰かの心に響く文章を書きたい」とライターの道へ進む。専門分野は、インタビューや旅、食、ファッション。

