これは、同僚の山崎さん(仮名)から聞いた話です。共働きの山崎さん夫婦は、ある日の夜、家事の負担をめぐって大喧嘩になりました。言い合いの末、夫が吐き捨てたのは「こんな生活になるなら結婚しなきゃよかった」という一言。その言葉を聞いた山崎さんは、翌朝からある行動に出ることにしたのです。
家事をめぐる大喧嘩
夫と私は共働きで、朝は同じ時間に家を出て、帰宅する時間もほとんど変わりません。それでも洗濯や食事の支度は、いつのまにか私の役割になっていました。
その日の夜も、片づけを1人で進める私の横で、夫はソファに座ったままです。たまりかねて声をかけたことから言い合いになり、夫は「こんな生活になるなら結婚しなきゃよかった」と吐き捨てました。私は「そうなんだ。じゃあ今日から他人ですね」とだけ言い残し、その日は別室で眠ったのです。
他人として過ごす朝
翌朝から、私は宣言どおりに夫を他人として扱い始めました。洗濯機を回すときに入れるのは自分の衣類だけで、夫の洗濯物には手をつけません。夕飯も自分の分だけを用意しました。
話しかけられたときに返すのは「おはようございます」「了解しました」という敬語だけ。それでも最初のうち夫は「いつまで怒ってるの?」と笑いながら、いつもと変わらない様子で過ごしていたのです。
