これは、近所に住む明菜さん(仮名)から聞いた話です。人と比べて優位に立とうとする人の言葉は、聞き流していても少しずつ心に引っかかるもの。住宅街で子育てをしていた明菜さんも、隣人の終わりのない自慢話に悩まされていました。
会うたびに始まるマウント発言
隣に住む主婦は、とにかく何でも張り合ってくる人でした。「うちは新築だから」「そのバッグ、結構前のデザインよね」「うちの子は先生によく褒められるの」と、顔を合わせるたびに自慢が始まります。
私が車を買い替えれば、「うちはその上のグレードにしたの」庭に花を植えれば、「うちは業者さんに頼んだから全然違う」最初は笑って受け流していましたが、次第に会うこと自体が面倒になっていきました。
自治会でも「私に任せて」
そんな彼女が、自治会の夏祭りで協賛金集めを担当することになりました。「私は顔が広いから、協賛金なんて簡単に集められる」「みんな私に任せればいいのよ」と自信満々。
ほかの役員の仕事まで引き受ける姿を見て、私は少し嫌な予感がしました。それでも本人は、すでに大役を成し遂げたような口ぶりだったのです。
