今回は、知人の真紀さん(仮名)から聞いた話です。新築マンションへ引っ越し、「ようやく落ち着いた暮らしが始まる」と思っていた矢先の出来事でした。最初は本当に些細な違和感だったそうです。でも、その小さな違和感を見過ごさなかったからこそ、思いもよらない事実が明らかになりました。
「少しだけお願いできない?」
新築マンションでの生活にも慣れてきた頃、隣に住む女性とは顔を合わせれば立ち話をするくらいの付き合いになっていました。ある日の夕方、その人が少し困ったような顔で話しかけてきました。
「仕事の日って帰りが遅くて……宅配便が届いたら、一度だけ預かってもらえない?」それくらいなら、と私は引き受けました。
実際に何度か荷物を預かることもあり、「助かりました」「気にしないでください」というやり取りも。
「私の勘違いかな」で終わらなかった
ある日、テレビのリモコンを手に取ろうとして、少しだけ手が止まりました。「あれ?」いつも置いている場所と違う気がしたのです。
でも、その日はそれで終わりでした。翌日になると、冷蔵庫に入れていたジュースが少し減っているように見えます。家族に聞いても、「飲んでないよ」の一言。そんなことが何度か続きました。
考えすぎだと思おうとしても、家へ帰るたびに同じような違和感があります。
