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今回は、従妹の麻衣さん(仮名)から聞いた出来事をご紹介します。隣人との何気ない会話は、普通なら安心できるものです。しかし、親切だと思っていた相手の一言が、少しずつ不安へ変わっていったそうで……。

親切だった隣人

数年前、私が住んでいたマンションの隣には、真由子さん(仮名)という女性が住んでいました。会えば挨拶を交わし、ときには宅配便を預かってくださることもありました。

「今日は寒いですね」そんな何気ない会話を交わす、ごく普通の隣人でした。私は「感じのいい人が隣で良かった」と思っていたほどで、特に警戒する理由もありませんでした。

ところが、しばらくすると少し気になる言葉をかけられるようになりました。「昨日は帰りが遅かったね」「今日は朝早かったね」最初は、たまたま見かけただけなのだろうと思い、深く考えていませんでした。

積み重なる違和感

その後も、似たような言葉をかけられることが続きました。「今日はお休みだった?」「週末はいなかったね」私は勤務時間も休日も話したことはありません。それなのに、生活を知っているような口ぶりで自然に話しかけられるのです。

マンションでは住人同士が顔を合わせることも珍しくありません。そのため、「偶然が重なっただけ」と自分に言い聞かせていました。それでも、同じようなことが何度も続くうちに、小さな違和感は少しずつ大きくなっていきました。

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