今回は、近所の茉奈さん(仮名)に聞いた出来事をご紹介します。梅雨のある日、幼稚園のお迎えに行くと水たまりを跳ねている子供が。誰もが気まずさを感じつつ、指摘ができずにいたのですが……。
雨の日のお迎えで
梅雨のある日、私は幼稚園へ子どもを迎えに行きました。朝から強い雨が降っていて、園庭には大きな水たまりがあちこちにできていました。
お迎えを待つ子どもたちは元気いっぱいで、水たまりの近くではしゃいで遊んでいました。その中には、同じクラスのママ友・美紀さん(仮名)の息子さん・ゆうくん(仮名)もいました。
ゆうくんは長靴で何度も水たまりを踏みつけ、そのたびに泥水が周囲へ飛び散っていました。子どもらしい遊びだなと思いながら見ていましたが、美紀さんは少し離れた場所でスマホを見ていて、気付いていない様子でした。
気になりながらも声を掛けられず
しばらくすると、飛び散った泥水が近くにいた保護者のズボンにまでかかってしまいました。その方は驚いた表情を浮かべたものの、何も言わずにハンカチで汚れを拭いていました。
私は「誰か伝えた方がいいのかな」と思いました。でも、もし気分を悪くされたらどうしよう……そんな気持ちもあって、なかなか声を掛けられませんでした。周囲の保護者たちも同じような気持ちだったのか、誰も何も言わないまま時間だけが過ぎていきました。
