多くの人が子どもの頃、身の回りのものを不思議と怖く感じた経験を持っているのではないでしょうか。暗闇、天井のシミ、古びた建物、窓に映る自分の影――成長するにつれ、そういったものに対する恐怖心は薄れていくものですが……今回は、私の友人のエピソードをご紹介します。
息子の指摘
ある日の夕食後、3歳の息子が私に向かって「ママ、怖い髪型やめて」と言いました。私はショートヘアなので、髪型が怖いと言われても心当たりがありません。ドライヤーをかけている姿が不気味に見えるのかもしれないと考え、しばらくドライヤーを使うのをやめてみました。
けれども数日後、また同じ言葉を繰り返す息子。幼い子どもの感覚は不思議だと感じました。
決まった曜日にだけ
「どんな髪型が怖いの?」と尋ねても、息子は「怖い髪やめて」としか答えません。私は幽霊でも見えているのではないかと心配になり、盛り塩をしたり日本酒を置いたりしてみました。
しかし効果はなく、息子は決まって同じ曜日に怯えるのです。そこで私は、その曜日に寝ずに何が起こるのかを確かめることにしました。
