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筆者の友人家族のお話です。「子育てをやっている」と豪語する友人の夫・和樹さん(仮名)。筆者家族と家族ぐるみで一緒に遊んだ翌週に、娘に突きつけられて撃沈した、そのまっすぐな言葉とは……。

子どもを「見ているだけ」の夫

和樹さんは、「男は外で働く」「女は子育て」と一昔前の価値観ではありましたが、子育てについては「俺はやっている」といつも豪語していました。しかし、好きに飲みに行き、趣味のフットサルも相談なく予定を入れ、自由に自分の時間を謳歌する日々。

予定がなく家にいる休日は、子どもと一緒にはいますが、遊ぶというよりただ見ているだけでした。奥さんは「どの口が子育てをやっているなんて言えるんだろう」と疑問に思っていましたが、不満を言うとキレるので、我慢することが増えているようでした。

家族ぐるみで遊んだ日

ある日、うちの家族と和樹さん家族で一緒に遊ぶことに。和樹さんと私の夫の悠太(仮名)は高校時代の友達ですが、和樹さんは普段から「俺の方が結婚が早かった」「子どもも先に生まれている」と悠太に対してマウントを取ってきます。

悠太と息子が遊んでいる姿を見ても、「小学生になると一緒に遊んであげなくても勝手に遊ぶから楽になるぞ〜」と余裕ぶった発言。

その後、悠太と息子が遊んでいるところへ和樹さんの娘なっちゃん(仮名・小学生)が入ってきて、3人は盛り上がって遊んでいましたが、もちろん和樹さんは見ているだけ。

娘の本音

次の週、和樹さんの奥さんがなっちゃんに休日何がしたいかを聞くと「また悠太さんと遊びたい」と。和樹さんが理由を聞くと、「だって、パパはずっと一緒に遊んでくれたことないでしょ。小さい時からずっと! 全然私とは遊んでくれないじゃない!」

なっちゃんは続けます。「私、知ってるよ。悠太さんに、パパは子育てしてるって言ってるんでしょ? 何したの? 私、何もしてもらってない」

猛省し改心

初めはムッとしていた和樹さんでしたが、なっちゃんの真剣な眼差しに顔を真っ赤にし、何も言い返せませんでした。いかに自分が子どもと遊んでこなかったかを思い知ったのでした。

子どもはちゃんと見ています。一緒に楽しく遊んでくれることで、自分が大事にされていると実感するのです。なっちゃんのまっすぐな言葉で、何を一番大事にすべか、自身の行動について考え直した和樹さんでした。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:ふくまる よしまる
保育士を経て、2児の育児をしながらライター業をスタート。これまでの職業経験から育児のテーマを得意とする。特に保育士時代の出来事や、視覚障害がある子どもの育児をする自身の経験、そして同世代のママたちの声をもとに、女性を元気づけるための発信を精力的におこなう。

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