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2年前に私が体験した話です。下の子が2歳でイヤイヤ期がピークだった頃、フルタイム勤務と副業と上の子の世話が重なり、私は限界を超えていました。深夜、泣きながら「もう無理」と呟いたとき、寝ていたはずの2歳の娘が起きてきて……

イヤイヤ期 + フルタイム + 副業締め切りで心身ともに限界に

下の子が2歳の頃。魔のイヤイヤ期がまさにピークで、保育園の着替えを嫌がり、ご飯を嫌がり、お風呂を嫌がり、寝ることを嫌がる時期でした。名前を呼ぶだけで「イヤ!」と返ってくる日もありました。

上の子の習い事の送迎もあり、会社は忙しい時期に入り、副業の大型案件の締め切りも重なった、呪われたような1週間がありました。

声を殺して泣いた深夜のキッチン

子どもたちがやっと寝た深夜11時過ぎ。副業の原稿の続きをやろうとテーブルに向かったけれど、ノートパソコンを開いたものの、文字が頭に入ってきません。体が重いし目の奥が痛い。

心身ともに限界であることを感じて「もう無理」と泣いてしまいました。泣いている自分に気づいて「なんで泣いてるんだろう」と思って、またそれが悲しくて泣きました。

寝たはずの娘

そのとき、廊下がきしむ音がして、振り返るとパジャマ姿の娘が目をこすりながら立っていました。「ママ、ないてるの?」娘が心配そうにこちらを見ていました。

「なんでもないよ、早く寝てね」と言いながら涙を拭ったけれど、娘はトコトコと近づいてきて、私のひざに手を置きました。「ママ、ないてる」

日中あれだけ「イヤイヤ」を炸裂させていた子が、真夜中に起きてきて、泣いている私のそばに来てくれました。

「だいじょうぶだよ」のたった一言

娘は私の手をぎゅっと握って「だいじょうぶだよ」と言ってくれました。「だいじょうぶだよ、ママは、だいじょうぶだよ」

たどたどしい発音だけど、しっかり繰り返しながら、私の膝に頭をのせてきました。その瞬間、積み重なっていたものが全部、スーッとどこかに流れていった気がしました。

イヤイヤ期は本当につらかった。でも、子育ても仕事も副業も続けることができるようになった、大事な一夜の出来事でした。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:もちづき まいこ
大学卒業後、薬剤師として勤務。第二子の出産をきっかけに、ファイナンシャルプランナーやオンライン秘書などにも転身。それらの経験を経て、出会った人間模様や教訓を記事として執筆中。特に、夫婦関係や子育て、家族の在り方をテーマに生活者のリアルに寄り添うコラムを得意とする。

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