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今回は、私の友人である友紀さん(仮名)から聞いた不思議な体験をご紹介します。関西旅行で神社巡りをしていた彼女とその友人に、思いがけない異変が起きました。最初は気のせいのような違和感でしたが、時間が経つにつれて無視できない出来事へと変わっていきます。その一連の流れは、今でも彼女の記憶に静かに残っているそうで……。

違和感を抱えた神社巡り

私は神社巡りが好きで、その日も関西旅行でいくつかの神社を回っていました。空気は澄んでいて、どこか心が落ち着く場所ばかりでした。ただ、一緒に来ていた友人はあまりそういったものを信じないタイプ。

鳥居の前でふざけたり、賽銭も入れず軽い態度を見せていたのです。境内の石に足を乗せる姿を見たとき、胸の奥に小さな違和感が残りました。それでも、その場の空気を壊したくなくて、強く注意することはできませんでした。

夜に訪れた異変

その日の夜、ホテルに戻ってから異変が起きたのは友人のほうでした。エアコンの設定は普通なのに、彼女だけが「寒い」と言って震え出したのです。最初は疲れのせいかと思いましたが、様子は明らかにいつもと違っていました。

さらに彼女は「誰かに見られている気がする」と言い出し、落ち着かない様子で何度も周囲を気にしていました。部屋にいるはずなのに、どこか安心できない空気が流れていて、私も次第に言葉を失っていきました。

続く不調と繰り返す夢

翌日になっても友人の体調は戻らず、そのまま帰宅することになりました。後日届いたLINEには、微熱と倦怠感が続いていると書かれていました。あの神社での出来事が頭から離れず、私もどこか引っかかりを感じていました。

数日後、友人から再び連絡があり、「もう一度あの神社に行ってきた」と言うのです。理由を聞くと、同じ場所の夢を何度も見て、その中で誰かが立ち止まっている姿が強く印象に残っていたとのことでした。

聞こえた声の正体は

友人は改めて神社を訪れ、きちんと参拝をし直し、「失礼なことをしてごめんなさい」と静かに手を合わせたそうです。すると、その帰り道から不思議と体が軽くなり、あれほど続いていた不調が少しずつ和らいでいったと言います。

ただ、一つだけ気になることが残りました。帰るとき、背後から「もういいよ」と声が聞こえた気がしたというのです。それが誰の声だったのか、今もはっきりとは分からないまま……ただ、その言葉だけが妙に優しく、耳の奥に残っているそうです。

【体験者:50代・主婦、回答時期:2026年4月】

EPライター:佐藤栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

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