デスクに何もない「自称ミニマリスト」の先輩
私の職場の先輩(30代女性)は、自席のデスクにペン1本置かない「自称ミニマリスト」でした。「デスクが汚い人は、仕事もできないわよ」というのが彼女の口癖。
業務上、どうしても複数の資料を広げて仕事をしている私たち後輩に向かって、先輩はいつも「片付けられないの?」とマウントを取り、見下したような態度をとっていました。
休日の緊急トラブルでオンライン会議へ
そんなある休日のこと。会社で急なシステムトラブルが発生し、部署のメンバー数人で自宅から緊急のオンライン会議をすることになりました。
「カメラはオンでお願いします」という指示のもと、メンバーが次々と会議に入室。少し遅れて、例の先輩も慌ててオンライン会議に入室してきたのですが……。
画面に映し出された信じられない「汚部屋」
どうやら先輩は、急いでいたため「バーチャル背景」の設定を忘れていたようです。画面越しに映し出された彼女の自室を見て、私たちは言葉を失いました。
そこには、脱ぎ散らかされた服の山、積み上げられたコンビニのゴミ袋、飲みかけのペットボトルが床一面に散乱する、絵に描いたような「汚部屋」が広がっていたのです。
「ひっ!」と悲鳴を上げて強制退出
静まり返る画面の中、課長(40代男性)が気まずそうに「〇〇さん、背景が……」と指摘しました。自分のリアルな背景が映し出されていることに気づいた先輩は、「ひっ!」と短い悲鳴を上げ、カメラを強制オフにしました。
会社での「意識高い系ミニマリスト」という完璧なキャラは、ただの外面だったと全員にバレてしまった先輩。翌週から、彼女が私たちにデスクの綺麗さでマウントを取ってくることは二度となくなりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務。育休をきっかけに、女性のライフステージと社会生活のバランスに興味関心を持ち、ライター活動を開始。スポーツ、育児、ライフスタイルが得意テーマ。

