「庶民は大変ね」見下してくるママ友
子どもの習い事で一緒になった40代のママ友は、隙あらばマウントを取ってくる厄介な存在でした。彼女の口癖は「うちの主人は外資系の役員だから〜」という夫の自慢話。
さらに彼女は、私の夫を勝手に「しがない平社員」だと決めつけ、「庶民の山田さんは、毎日の節約が大変ね」「たまには贅沢しなさいよ」と、いつも私のことを鼻で笑いながら見下してくるのがお決まりのパターンでした。
会社のパーティーでまさかの遭遇
そんなある休日のこと。私の夫が勤める会社が主催する、大規模なファミリーパーティーが開催され、私たち家族も招待されて参加しました。
華やかな会場内で料理を楽しんでいると、なんとそこへ、あのマウントママ友が歩いてきたのです。私を見つけた彼女は、相変わらず見下すような嫌味な笑顔で「えっ、山田さんもこのパーティー招待してもらえたの? 平社員でも来れるなんて良かったわね〜」と近づいてきました。
青ざめた夫が駆け寄り「90度のお辞儀」
私が適当に相槌を打とうとしたその時、遠くからママ友の夫が血相を変えて駆け寄ってきました。そして、私の夫の顔を見るなり、バッと90度の直角お辞儀をしたのです。「や、山田専務! いつも大変お世話になっております!」
実は、私の夫は「しがない平社員」などではなく、彼女の夫の会社にとって絶対に頭が上がらない、超大口取引先の「専務」だったのです。
立場が逆転し、逃げるようにコソコソ……
「えっ……専務……?」と、全く状況が飲み込めずにその場でフリーズするママ友。すかさず私が「いつも習い事では、奥様に大変お世話になってます〜」と笑顔で言うと、すべてを察した彼女の夫は「妻が何か失礼を!?」と平謝り状態に。
自分のマウント相手が「夫の最大のお得意様の妻」だと知ったマウント女は、顔から火が出るほど真っ赤になっていました。
それ以降、習い事で顔を合わせても、私と絶対に目を合わせずコソコソと逃げるようになり、最高のかたちで撃退することができました。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務。育休をきっかけに、女性のライフステージと社会生活のバランスに興味関心を持ち、ライター活動を開始。スポーツ、育児、ライフスタイルが得意テーマ。

