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私の知人・美帆さん(仮名)は、娘が小学校へ入学するため説明会に出席することになりました。ママ友から「一緒に行こう」と言われ快諾しましたが、なんと『幼稚園の親子みんな』で行くことになってしまい……ところが、受付の先生のひとことで、その場にいた全員が考えさせられました。

小学校の入学説明会

私の娘は、この春から小学生になります。毎年入学前には説明会があり、新入生と保護者は指定の時間に小学校の体育館へ集合するよう案内されます。

私は同じ幼稚園に通う近所のママ友と「一緒に歩いて行こうか」と話していて、当日は親子2組で向かうつもりでした。

「一緒に行きたい!」気づけば……

ところが、その話を聞いた別のママ友・結衣さん(仮名)が「え〜! 私も一緒に行きたい!」と声をかけてきました。特に断る理由もなく、「もちろん、いいよ〜」と答えたのですが、どうやらそれで終わりではなかったようです。

後日、結衣さんが「A小学校に通う子たち、みんな集合して行くよ〜!」と、幼稚園のママ友たちに声をかけていたと知りました。

そして当日、待ち合わせ場所に行ってみると、そこで見えた光景に思わず足を止めてしまいました。
(……なんか、多くない?)気づけば想像していたよりずっと多くの人が集まっていて、ちょっとした『団体様』のような雰囲気になっていたのです。

そのままみんなで学校へ

そしてそのまま、みんなでぞろぞろと小学校へ向かうことになりました。道中では結衣さんが明るく「やっぱり固まって行くのが一番だよね〜!」「幼稚園のメンバーは絆が深いもんね!」と話していて、周りも楽しそうにしています。

確かに安心感はありましたが、ここまでの人数になるとは思っていなかった私は、少し戸惑いながらその輪の中を歩いていました。

受付の先生のひとこと

そして小学校に到着し受付をしていると、先生がこちらを見て少し驚いたように声をかけてきました。「皆さんで来られたんですか?」頷く私たちに、先生はにこやかにこう続けました。

「小学校ではまた、いろいろな出会いがありますから」「ぜひ他の保護者さんとも交流してみてくださいね」その言葉を聞いたとき、周りのママたちは「あ、そっか」と少し照れたように笑っていました。

安心できる関係は大切ですが、新しい場所には新しいつながりもあります。つい『いつものメンバー』で固まりたくなる気持ちも含めて、少し考えさせられた出来事でした。

この春の新しい出会いも、娘とともに楽しみにしようと思います。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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