息子の希望 vs 義母の高級志向
息子の小学校入学を控え、私と夫は息子本人が一番気に入ったスポーツブランドのランドセルを購入しました。軽くて動きやすい軽量タイプで、息子も「早く背負って学校に行きたい!」と大喜びしていました。
しかし、そのことを義母に報告すると事態は一変。「あんな安物、みっともない!」と激怒し、なんと勝手に海外の高級革ブランドの重厚なランドセルを購入して送りつけてきたのです。
強要する義母と夫の反撃
義母は「こっちの高級な方を使いなさい」と強要してきました。息子は「重いし、これじゃない……」と泣きそうな顔に。私が義母の機嫌を損ねまいとオロオロ悩んでいると、夫が「本人が選んだものを使うから」とキッパリ断り、義母のランドセルを突き返してくれたのです。
面子を潰された義母は顔を真っ赤にして大激怒し、「入学式で恥をかくわよ!」と吐き捨てて帰っていきました。
入学式当日に目撃した、まさかの悲劇
そして迎えた入学式当日。義母も不満げな顔つきで参加していたのですが、校門前で思いがけない場面に遭遇しました。なんと、同じく高級な革の重いランドセルを背負わされている別の子が、「重くて歩けない!」と泣き叫んでいたのです。
その子の親が大慌てでランドセルを代わりに持ち、なだめすかしている姿は、まさに数日前、義母が強要しようとしていた光景そのものでした。
「やっぱり軽い方が……」義母が沈黙したワケ
一方、我が家の息子は、自分でお気に入りの軽量ランドセルを背負い、元気に走り回って満面の笑みを浮かべていました。
その対照的な様子を目の当たりにした義母は、バツが悪そうに「……やっぱり軽い方がいいわね」とポツリとこぼし、すっかり沈黙してしまいました。
子どもの使いやすさが一番だと身をもって証明され、夫の頼もしいナイスプレーにも最高にスッキリした出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務。育休をきっかけに、女性のライフステージと社会生活のバランスに興味関心を持ち、ライター活動を開始。スポーツ、育児、ライフスタイルが得意テーマ。

