忙しくても自炊を頑張る私
共働きの我が家では、“帰宅が早いほうが夕飯を作る”というルールがあり、必然的に私がほぼ毎日キッチンに立っていました。
仕事帰りにスーパーへ寄り、冷蔵庫の中身とにらめっこしながら献立を考える。それだけでも正直大変ですが、「外食やお惣菜ばかりでは体にも家計にもよくないしな〜。健康と節約のためにも自炊しよう」と頑張っていました。夫もその方針に大賛成だったのですが――。
夕飯の準備が整い始めたころに突然届くLINE
「仕事帰りに飲みに行ってくる」「明日の朝食べるからさ、ごめん」買い物や下ごしらえが終わった後に届くLINE。さすがに「せめてもっと早めに連絡してほしい」と、夫にはお願いしていましたが、「まぁ仕方ないかぁ。明日の朝食べるって言ってるし……」と大目に見ていました。
決定打となる事件発生
夫からの「バタバタしてて連絡する時間がなかった」「明日の朝必ず食べるから」が、立て続けに起きたある朝。ゴミ箱を見ると、なんとそこにはきれいに袋に包まれた昨日の夕飯が……!
「なんでゴミ箱の中に料理が捨ててあるのよ! どういうこと!?」すでに出勤していた夫にLINEで理由を問い詰めると――「寝坊して食べられなかった。怒られると思って……」と、まさかの隠蔽工作だったのです。
我が家独自の“罰金制度”を導入
この一件以来、せっかく用意したのに、早めの夕飯不要の連絡がなかった場合は罰金を徴収することで夫とは和解。罰金はもちろんすべて私のお小遣いにまわされる仕組みになりました。
もしかしたら、感情的だと言われるかもしれません。でも、毎日の「献立を考える・作る」を軽く見られるのはもうごめんです。なお、この罰金制度が始まってから、夫の「ご飯いらない連絡」は驚くほど早くなりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2023年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。

