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普段、神社に行かなくても初詣だけは毎年行く、という方も多いかと思います。なんだか前向きで、清々しい気持ちになる新年。しかしそんな気持ちを踏みにじるような出来事が、新年早々あったとしたら……今回は友人が体験した、とんでもない参拝客のエピソードです。

前に並ぶ団体の参拝客

ある年、私は有名な神社へ初詣に出かけました。参拝客は何百人も並び、前へ進むのもやっとという混雑ぶり。そんな中、私の前にいたのは大声で騒ぐ若者8人組。「あいつ5千円も賽銭してる! 神頼みすぎだろ」「願いごと長すぎ!」と、周囲の参拝客をからかうような発言を続けており、聞いているだけで気分が沈んでいきます。

それでも割り込みなどはせず、最低限のマナーは守っていたため、私はできるだけ関わらないよう静かに順番を待つことにしました。

順番がやってきても

やがて若者たちの番が来ても、「賽銭が俺のフードに入らねえかな」「俺1円しかしないし」と、大声でおしゃべり。せっかく来たのに、真面目に拝む様子はありません。私はため息をつきつつ、自分の参拝を済ませ、絵馬を書くために移動しました。

ところが、そこでまた彼らの姿を見かけます。今度は他人の絵馬を読み上げては爆笑していたのです。「運命の人と出会えますように、だって!」「〇〇高校受かりますように? だったら勉強しろよ!」と、願いを込めた言葉を茶化す姿に、胸が痛みました。

一羽の鳥

絵馬の近くには屋台が並び、食べ歩きを始める若者たち。すると突然、上空から鳥が飛んできて、1人の頭上にフンを落としていったのです。

7人は大爆笑し、当の本人は激怒。口論は次第にエスカレートし、ついには男性同士がもみ合いを開始。周囲がざわつく中、数名は警察に連行されていき、私は元旦からなんとも後味の悪い光景を目にしたものだと落ち込んでしまいました。

因果応報

気を取り直して初売りを楽しんだ後、私は休憩のためにファミレスへ入店。ところが、そこには先ほど警察に連れて行かれなかった若者数名が座っていたのです。運悪く近くの席に案内され、私はなるべく気にしないよう食事に集中していました。

すると突然、「俺の財布がない!」という大声が。どうやら若者の誰かが、どこかで財布を落としてしまったようです。警察沙汰になったり、財布を失ったり。神社での振る舞いを思い返すと、まるで因果応報とはこのこと、と感じずにはいられませんでした。

普段は神社やお寺には足を運ばない私ですが、改めて、礼節の大切さを考えさせられる出来事となりました。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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