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忙しい毎日。物事を同時進行することはもはや日常茶飯事。しかし“歩きスマホ”や“ながら運転”など危険な行為になることも。今回は脱毛サロンで働く私の店長が体験した、信じられない同時進行にまつわるエピソードです。

フェイスパック中の業務

私が働いている脱毛サロンでは、顔脱毛やフェイシャルエステのメニューも提供しています。フェイシャルメニューには、フェイスパックをお顔にのせて10分ほど置く工程があり、その間お客様は目隠しをされたまま、静かにお休みいただく時間となっています。

スタッフはその間に施術室内の簡単な清掃を済ませ、いったん部屋を出て事務作業や次の準備に取りかかるのが通常の流れです。

お客様の悲鳴

ある日、店内に突然お客様の悲鳴が響きました。驚いてすぐに施術室に駆けつけると、目に飛び込んできたのは信じがたい光景でした。スタッフが、自分自身のVIO脱毛をしていたのです。

お客様は目隠しをしていたはずでしたが、たまたまずれてしまい、目を開けた瞬間にその様子が見えてしまったとのこと。スタッフが下着を脱いで施術している姿を目にしたお客様が悲鳴を上げられたのも当然です。

信頼を失う行為

すぐにお客様には深くお詫びし、その日の施術は無料に。さらに次回分の無料チケットもお渡しし、ご帰宅いただきました。

問題のスタッフは「すみません」と口では言っていたものの、態度には反省の色が見えず、さらに「施術の練習をしていた」と弁明。私はすぐに本部へ報告し、処分を待っていたところ、翌日に本人から退職願が提出され、そのまま退職となりました。

気を引き締めて

幸いなことに、お客様は「視力が弱くてぼんやりとしか見えなかったから、あまり気にしていない」とおっしゃってくださいましたが、本部を含め、スタッフ全員大きな教訓となる出来事でした。出勤日ではない日に自分の脱毛をしに来るスタッフはたまにいるものの、接客中にそれを行ったのは後にも先にも彼女だけ。

お客様に信用されて施術を任されているという責任の重さを、改めて胸に刻みました。これからもお客様の信頼に応えられるよう、誠実で丁寧な施術・接客を心がけていきたいと思っています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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