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突然の交通事故。誰しも動揺してしまうものですが、事故の後にどのように対応するかが大切です。今回は、筆者の同僚であるCが体験した、驚きのイライラエピソードを紹介します。

突っ込んできた軽トラ

ドラッグストアに勤めるCは、車の免許は持っているものの、健康のために片道30分かけて徒歩通勤しています。雨の日も雪の日も、真夏の暑い日も。

その日もいつも通り仕事に向かって歩道を歩いていたC。そこへ、前方から軽トラックが突っ込んできたのです! はねられた衝撃で吹き飛ばされ地面に倒れたCは、ひどく動揺。幸いにもそれほどスピードが出ていたわけではなく、軽い擦り傷と打撲で済みました。とはいえ、大事を取って病院へ行くことに。

Cをはねたのは高齢の男性で、お店の常連客でした。しかし、なんと男性はCに声をかけることもなく、車の中から出てくることすらなかったのです。

男性の娘から連絡が

結局2日間仕事を休む羽目になったCの元に、男性の娘さんから連絡が入りました。

「保険の件で、次の出勤時に伺ってもいいですか?」
そう言われたので、「では、明後日の11時前までに来てください」と伝えました。

休み明け、Cは私たちスタッフに「迷惑と心配をかけてすみませんでした。今日の11時前に娘さんが保険の話で私を訪ねてくるそうなので、来たら呼んでください」と言い、いつも通り作業を始めました。

2時間遅れでやってきた娘

しかし、11時になっても男性の娘さんが来る気配はありません。Cは「こっちは仕事中だから時間指定してるのに。来られないなら連絡くらい入れてほしい!」と暗い顔。

今日はもう来ないんだと思い、帰りの時間が近づいた13時過ぎ。「あの、Cさんに用があって来たんですが……」と中年女性が来店。Cをはねた男性の娘さんです。すでに帰り支度をしていたCは、何か事情があったのかもと気を取り直して、女性の元へ。

しかし、娘さんは遅れてきた事への謝罪もなければ、父親がCをはねた事への謝罪もありません。Cのイライラは、ここでとうとうMAXに!

謝罪のない父娘にブチギレ!

「約束の時間、11時前でしたよね? 遅れるなら店に電話することもできたはずです。そもそも、謝罪の一言もないって失礼じゃないですか?」

Cのブチギレた様子を目の当たりにして、娘さんは初めて謝罪の言葉を口にしました。

その後、保険の話自体は一応はまとまったそうですが、男性からの謝罪は一切なかったそう。驚きなのが、今でも平然と買い物に来てはCのレジに並んでいるのです。

Cも呆れ果てていましたが、私も同じ気持ちです。

【体験者:50代・女性パート、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:hiroko.S
4人を育てるママライター。20年以上、接客業に従事。離婚→シングルマザーからの再婚を経験し、ステップファミリーを築く。その経験を生かして、女性の人生の力になりたいと、ライター活動を開始。現在は、同業者や同世代の女性などにインタビューし、リアルな声を日々収集。接客業にまつわる話・結婚離婚、恋愛、スピリチュアルをテーマにコラムを執筆中。

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