長年続けてきた仕事だけでなく、本を読むことや人の顔を見分けることまで難しくなる。名女優が、視力の低下によって変わった日常を告白しました。友人の助けを借りながら活動を続けてきた彼女が語った、現在の思いとは。

映画『007』シリーズのM役で知られる英国の名女優ジュディ・デンチ(91)が、目の病気による生活の変化を語りました。

「舞台にも立てない。本も読めない」

ジュディは英BBCラジオ4の番組で、現在の状況を告白しました。「舞台に立てません。もうお芝居も、映画もできません。本も読めません」

2012年に加齢黄斑変性と診断されたと報じられているジュディ。視力の低下は仕事だけでなく、人との交流にも影響しています。知り合いだと思って近づき、抱きしめようとしてから、人違いに気づくこともあるそうです。

友人に助けてもらい、せりふを覚えた日々

ジュディは以前から、見えにくさと向き合いながら仕事を続けてきました。2023年には、友人たちに脚本を教えてもらっていると説明。一方で、長い役を覚える難しさや、人に頼らなければならないつらさも明かしていました。

画像: 友人に助けてもらい、せりふを覚えた日々

7年以上ではなく、70年以上にわたって舞台や映画、テレビで活躍してきたジュディ。今回のインタビューでは、変化に合わせて工夫し、考えすぎずに進むという姿勢も語っています。

シェイクスピアの詩への愛情は今も変わらず、「ソネットに夢中なの。大好きです」と話しました。見える世界が変わっても、長年親しんできた言葉への思いは残っています。

Photo:Aflo

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