人気アトラクションに、新キャラクターが仲間入り。しかし、その演出をめぐり、33年間パークづくりに携わった元イマジニアから疑問の声が上がっています。指摘されたのは、物語の「設定」に関わる意外なポイントでした。
『トイ・ストーリー5』の新キャラが登場
米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるディズニー・ハリウッド・スタジオでは、9月25日から「エイリアン・スワーリング・ソーサー」に新たな演出が加わります。
登場するのは、映画『トイ・ストーリー5』の新キャラクター「リリーパッド」。カエルをモチーフにしたスマートタブレットで、アトラクションのDJとして『トイ・ストーリー』の名曲をアレンジした楽曲や新曲を流します。
乗車しなくてもリリーパッドの音楽を楽しめるほか、パズルなどのエンターテインメントも用意される予定です。
元イマジニアが指摘した「矛盾」
一方、この新演出に疑問を呈したのが、ディズニーで33年間働いた元イマジニアのジム・シュル氏です。
「トイ・ストーリーランド」は、ゲストがおもちゃの大きさになり、アンディの家の裏庭に入り込んだという設定。シュル氏はエリアの設計時、アンディの靴跡を基準に、おもちゃのサイズまで計算していたといいます。
ところがリリーパッドは、アンディではなくボニーのおもちゃ。シュル氏は、アンディとボニーは世代が異なり、それぞれ別の家の裏庭があると指摘しました。
さらに、公開されたリリーパッドのサイズについても、本来の設定に合わせるならもっと大きくなるはずだと疑問を示しています。
新しい音楽やキャラクターが加わる一方、長年守られてきたエリアの世界観との整合性をめぐって、元制作者から具体的な指摘が上がる形となりました。
Photo:Aflo

