五輪金メダリストのアリサ・リウは、16歳でフィギュアスケートの競技生活から引退しました。それから約2年後に復帰。現在は試合で勝つこと以上に、練習そのものに大きな喜びを感じているといいます。
16歳で離れたフィギュアスケート
アリサは9月10日、ニューヨークで開催された「Forbes Power Women’s Summit」に登場。16歳で競技から離れた理由を振り返りました。
5歳から14歳までの自分について、「他人の条件で勝っていた」と説明。大会で勝つこと、父親やコーチを喜ばせることに、エネルギーを注いでいたと語っています。
13歳で史上最年少の全米女子シングル王者となったアリサは、2022年に北京冬季五輪と世界選手権を終えた後、競技から離れました。
その後、2024年に復帰。2025年の世界選手権を制し、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪では女子シングルと団体で金メダルを獲得しました。
「勝つ」よりも好きになったこと

一度競技から離れたことで、アリサは自分がなぜスケートを続けていたのかを見つめ直したといいます。
「私が情熱を注いでいたのはフィギュアスケートであって、誰かほかの人のためではなかった」
復帰後は、勝つことよりも練習に重点を置くようになりました。いまでは大会を、練習するための「口実」と表現。努力して上達していくことが、好きな部分になったそうです。
8月には2026-27年シーズンの競技会を休み、トレーニングを続けながら自身のスケートを磨くことを発表。2027-28年シーズンの復帰を予定しています。
「自分自身の条件で勝つためには、自分にとっての条件が何なのかを知らなければならない」16歳で一度リンクを離れたアリサ。今は、自分自身の条件でスケートと向き合っています。
Photo:Aflo

