発表直後に思わぬ騒動
米『Complex』によると、ストリートウェアブランド「Fugazi」は、Vansとのコラボレーションによる9点のコレクションを発表しました。
ところが「Fugazi」という名前は、1980年代から活動する米ハードコアバンド「Fugazi」と同じ。発表を見た一部のファンが、これまでグッズ販売を行ってこなかったバンドがVansとコラボしたと勘違いし、騒動になりました。
バンドが所属するDischord Recordsも「私たちは一切関係ありません」とコメント。さらにバンドのドラマー、ブレンダン・キャンティも企画への不快感を表明しました。
Vans側はその後、混乱について謝罪。最終的に正式なコラボ商品の発売は中止となりました。
約750円で販売、現在は数万円に

出典:complexsneakers/Instagram
しかし、すでに生産されていたスニーカーはお蔵入りにはなりませんでした。
Fugaziは8月15日にロサンゼルス、翌16日にニューヨークでポップアップを開催し、対象のスニーカーを1足5ドル、現金のみで販売しました。
この「5ドル」という価格は、バンドのFugaziが反商業主義的な姿勢を貫き、ライブチケットを長年5ドル以下に抑えていたことへのオマージュとみられています。
コレクションにはチェックやデニム、カモフラージュなど8種類の「Authentic」のほか、「Slip-On」も登場。
わずか5ドルで販売された一部のスニーカーは、その後二次流通市場へ。『Complex』によると、300~650ドル(約4万5000~9万8000円)ほどで出品されるケースも確認されています。
発売中止となった異例のコラボは、皮肉にも5ドルという破格の価格で再び注目を集めることになりました。
Photo:Magnific

