世界的人気歌手のオリヴィア・ロドリゴが、大学の学費に悩んでいたファンをひそかに支援していたことが明らかになりました。本人が公表することのなかった善意は、支援を受けた女性が大学を卒業してから約1年後、SNSで明かしたことで知られることになりました。
TikTokの動画を見て「力になりたい」
支援を受けたのは、米アラバマ大学に通っていたジェイミー・コージーさん。家族で初めて大学に進学した「ファースト・ジェネレーション」の学生で、最終学期の学費を支払うことに苦労しているとTikTokで語っていました。ただし、お金を募るための投稿ではなかったといいます。
その動画を見つけたのがロドリゴでした。

ロドリゴは以前にもジェイミーさんの誕生日動画にコメントしており、その後、学費について語る投稿を見て個人的に連絡。「卒業がもうすぐなのは素晴らしい」と伝え、支援を申し出たとされています。ジェイミーさんによると、ロドリゴは最終学期の学費として5000ドル(約74万円)を援助しました。
1年以上、公表しなかった理由
ジェイミーさんは、この出来事を1年以上にわたって公にしませんでした。感謝していなかったからではなく、自分にとって大切な出来事を「公の見世物」にしたくなかったためだと説明しています。
その後、無事にアラバマ大学を卒業。現在は同大学でアカデミック・アドバイザーとして働いていると報じられています。
ジェイミーさんは、見ず知らずの自分に手を差し伸べたロドリゴについて、「何かをしてくれる義務なんてなかった」と振り返り、その善意を今度は自分が誰かにつないでいきたいという思いも明かしました。
ロドリゴ本人は、ジェイミーさんが今回公開した動画について、現時点で公にコメントしていません。本人が語らないまま1年以上伏せられていた支援が、思わぬ形で明らかになりました。
Photo:Aflo
