大切な人との別れは、その日を境に始まるとは限りません。人気女優のサンドラ・ブロックが、2023年に亡くなったパートナー、ブライアン・ランドールとの日々について初めて詳しく語りました。長い闘病をともにするなかで、彼女が感じていた「悲しみ」の始まりも明かされています。
病気を誰にも話せなかった
ブライアンは3年間にわたってALSと闘い、2023年8月に57歳で亡くなりました。自身の病気を公表しないことを望んでいたため、ブロックにも誰にも話さないよう求めていたといいます。
サンドラはその願いを守りました。
しかし、病気について話せる相手が限られるなかで、ブライアンのケアと子どもたちの世話を続ける生活は、彼女を孤立させました。
ALSと診断された時期は、新型コロナウイルスのパンデミック初期とも重なります。限られた人にしか状況を話せないまま、家族を支える日々が続きました。

悲しみは4年前から始まっていた
ポッドキャスト「SmartLess」で、サンドラはブライアンが亡くなる4年前から、すでに彼を悲しみ始めていたと明かしました。
さらに、自分にとって大切な人は、身体が亡くなるよりずっと前にいなくなっていたという趣旨の言葉も語っています。
そして2023年の別れを迎えました。
今回サンドラが語ったのは、亡くなった日のことだけではありません。長い闘病の時間のなかで、少しずつ積み重なっていった「別れ」そのものだったのです。
Photo:Aflo

