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長年親しまれてきた人気ハンバーガーチェーンに、異変が起きています。6年間にわたって守ってきた「全米第2位」の座から、ついに陥落したことが明らかになりました。一方、ライバルは売上を大きく伸ばして復活。アメリカの“バーガー戦争”で勢力図が変わりつつあります。

6年間守った2位から陥落

全米第2位の座を失ったのは、日本にも店舗を展開する「ウェンディーズ」です。

ウェンディーズは2020年ごろ、全米で朝食メニューを展開したことなどを追い風にバーガーキングを抜き、米国のハンバーガーチェーンで売上第2位に浮上。それから約6年間、マクドナルドに次ぐポジションを守ってきました。

しかし、その勢いに陰りが見えています。2026年第2四半期の米国内既存店売上高は前年同期比7%減。売上と客足の減少は6四半期連続となりました。ウェンディーズのボブ・ライトCEOも、現在の業績について本来の実力を発揮できていないとの認識を示しています。

2位を奪ったのはバーガーキング

代わって2位に返り咲いたのが、バーガーキングです。

同社は2022年後半から米国事業の大規模な立て直しを進め、店舗の改装や広告への投資、商品の品質向上などに力を入れてきました。2026年第2四半期には米国内の既存店売上高が8.5%増加。ウェンディーズとは対照的な結果となっています。

さらに今年は看板商品の「ワッパー」にもテコ入れ。バンズやマヨネーズ、パッケージなどを改良し、商品に満足できなかった場合には作り直しに加えて次回来店時のワッパーを無料提供する「ワッパー保証」も導入しました。こうした改革によって、久しぶりにバーガーキングを利用する客も戻ってきているといいます。

ただし、トップのマクドナルドとの差は依然として大きく、2024年時点では米国バーガー市場の約48%をマクドナルドが占めていました。

ウェンディーズも、メニューの品質や価格、マーケティング、デジタル体験などを見直して巻き返しを図る方針です。6年ぶりに入れ替わった2位の座。身近なハンバーガーチェーン同士の競争は、さらに激しくなりそうです。

Photo:Aflo

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