「デーモン・ハンター」の名前をめぐり提訴
訴えを起こしたのは、2000年から活動する米バンド「Demon Hunter」の権利を管理するHyde Lane。同社は8月18日、Netflixなどを相手取り、商標権侵害や不正競争などを主張する訴訟を起こしました。ライブイベントを手がけるAEG Presentsも被告に含まれています。
Demon Hunterは長年にわたり音楽活動を続け、音楽や関連商品などで「Demon Hunter」の商標を保有しています。一方、Netflixも『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』について複数の商標登録を進めており、米国特許商標庁(USPTO)の記録でも「KPOP DEMON HUNTERS」の登録・出願が確認できます。
約7万円のチケットを間違えて購入したファンも
バンド側が問題視しているのは、名前が似ていることだけではありません。
訴状では、音楽やグッズ、ライブイベントなど両者が展開する分野が重なることで、消費者が混同していると主張。その具体例として、あるファンが『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』関連の公演だと思い込み、Demon Hunterのライブチケットに約500ドル(約7万円)を支払ってしまったケースも挙げられています。その後、購入者は間違いに気づき、返金を求めたといいます。

出典:demonhunter/Instagram
Demon Hunter側は、Netflixの圧倒的な知名度によって、約25年にわたり築いてきたバンドのブランドが埋もれてしまうことも懸念しています。
今回の訴訟では、『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』の名称を音楽やライブ、関連商品などで使用することの差し止めや、損害賠償などを求めています。
2025年の配信開始後、一大ブームを巻き起こした『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』。作品の人気が音楽やライブへと広がるなか、意外な「名前」をめぐる争いがどのような結末を迎えるのか注目されます。
Photo:Magnific

