芸能事務所のCEOが、約30億円に上る詐欺容疑で逮捕され、身柄を拘束されたまま検察へ送致されました。本人は容疑を否認しており、今後の捜査の行方に注目が集まっています。
約25億円の前払い金を受け取った疑い
事件の舞台となったのは韓国の芸能事務所【One Hundred Label(ワン・ハンドレッド・レーベル) 】。CEOのチャ・ガウォンは、所属アーティストの知的財産を活用した事業を韓国のエンターテック企業 【Knowmerce(ノーマス)】に提案し、約242億ウォン(約25億円)の前払い金を受け取ったものの、事業を履行しなかった疑いが持たれています。さらに、知人名義の住宅をめぐる約50億ウォン(約5億円)の保証金詐欺疑惑も浮上しています。
警察によると、チャ・ガウォンは既存の契約が残っていることをノーマス側に十分説明しないまま重複する契約を結んだほか、事業を実施する準備が整っていなかったにもかかわらず契約を進めた疑いがあるということです。一方、チャ・ガウォン側は一連の疑惑を否定しています。
3度目の逮捕状請求を経て検察へ
警察は6月に2度、チャ氏の逮捕状を請求しましたが、検察から追加捜査を求められました。その後、口座の流れや契約関係を詳しく調べ、7月に3度目の逮捕状を請求。8月、裁判所は証拠隠滅のおそれがあるとして逮捕状を発付しました。
チャ・ガウォンは現在、身柄を拘束されたまま検察へ送致されています。また、同社をめぐってはTHE BOYZやSHINeeのテミンら所属アーティストとの契約・精算をめぐるトラブルも相次いでおり、今回の事件と合わせて今後の捜査に注目が集まっています。
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