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全世界での興行収入14億ドル(約2,170億円)の『バービー』。3年前に公開されてから、続編を待つ声が続いています。監督や主演陣は制作に前向き。しかし、話は前に進んでいません。止めているのは、脚本でもアイデアでもないといいます。いったい何が妨げているのでしょうか。

お金の面で意見が不一致

米New York Timesによると、話をこじらせているのは報酬の中身です。主演のマーゴット・ロビーとケン役のライアン・ゴズリングには、利益配分付きの好条件な契約案が挙がっています。

この条件が寛大すぎるとして難色を示しているのが、ワーナー・ブラザースのCEO兼社長のデビッド・ザスラフ。ライアンは続編で、報酬を2,000万ドル(約31億円)に引き上げることを求めています。

画像: お金の面で意見が不一致

ワーナー側は報道と異なる主張

一方でワーナー側は、この内容を同紙に対して否定しています。広報担当者は、3年間で主演陣や監督に対し、合計6件ほどのオファーを提示してきたと説明。

最新の提案はワーナーが「映画に対して出したもののなかで最大級」であり、それを5月に断ったのは相手側だと主張しました。逆提案はまだ届いていないといいます。

合意のタイムリミットは年内

12月までに合意できなければ、『バービー』の権利は玩具メーカーのマテルに戻ります。マテルは別のスタジオと組んで映画を作れますが、前作の物語もキャストも引き継ぐことはできません。つまり、新しい監督やキャストなどを手配し、最初から作り直すことになります。

グレタ・ガーウィグと、共同で脚本を手がけるノア・バームバックは、すでに次の物語の構想を持っていると報じられています。ただ、契約がまとまるまでは中身を明かすつもりはないとのこと。構想はそろっているのに、時間だけが過ぎていきます。

Photo:Aflo

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