~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~
生後間もなく捨てられ、幼少期の5年間を施設で過ごした男性。60年以上自らのルーツを知らずにいた彼が、66歳で受けたDNA検査をきっかけに実の兄弟と再会を果たしました。兄弟は「自分でも気づいていなかった家族の歴史の空白が埋まったような気持ちでした」と語っています。たった一度のDNA検査が導いた家族の縁とは、どのようなものだったのでしょうか?

「幼いころに引き離された家族をみつけたい」

1952年にイタリアのトリノで生まれたカルロ・アルコさんは、家系調査サービスMyHeritageによると生後間もなく捨てられ、施設で5年間過ごした後アメリカ人家族の養子となったそうです。実の家族を知らないまま成長し結婚、ニューヨークで家庭を築きましたが脳卒中を発症し、体の一部にまひが残り言葉を話すことも難しくなりました。そんな時、妻のデブラ・アルコさんに「幼いころに引き離された家族を見つけたい」と最後の願いを打ち明けました。

デブラさんは数か月調査したものの手掛かりを得られず、MyHeritageのDNA検査をカルロさんに勧めました。その結果は、人生を大きく変えるものとなりました。

DNA検査が繋げた家族の縁

検査によって、シチリア島に住むアンジェロ・イウッパさんという兄弟をはじめ、5人の兄弟を含むおよそ50人の親族とつながることができたのです。アンジェロさんはPEOPLEに「自分でも気づかなかった家族の歴史の空白が埋まったような気持ちでした」と語りました。その後2人はZoomで初対面。アンジェロさんはカルロさんの顔にどこか懐かしさを感じ、「あの時から、カルロはDNA検査で見つかった相手でも、アメリカに住む見知らぬ人でもなく、本当の兄弟になったのです」と明かしました。

その後、アンジェロさんはニューヨークを訪れカルロさんと初の直接対面。「人生の後半になってようやく再会できましたが、私たちの関係はすぐに深い愛情と絆で結ばれました」と振り返りました。カルロさんは2023年11月に71歳で亡くなり、自らイタリアを訪れることはかないませんでしたが、最期にはアンジェロさんに「愛しているよ、兄弟」と伝えることができ、しばらく後に息を引き取りました。

Photo: Aflo

This article is a sponsored article by
''.