レトロファッションブランド「Unique Vintage」が、『ハリー・ポッター』とのコラボコレクションの宣伝を中止したことが分かりました。背景には、原作者J.K.ローリング氏のトランスジェンダーを巡る発言を理由に、SNS上で批判が相次いだことがあります。
批判が続出
同ブランドは新たな『ハリー・ポッター』コレクションを発表しましたが、公開直後から「購入はローリング氏を経済的に支援することにつながる」といった批判が寄せられました。ブランドのSNSには、多くのユーザーからコラボの中止や商品の購入を見送るよう求めるコメントが投稿されたと報じられています。

こうした反応を受け、Unique VintageはSNSで「今回のコレクションの宣伝を中止する」と発表。「私たちはLGBTQ+コミュニティを支持しており、皆さまから寄せられた声を真摯に受け止めた」と説明しました。一方で、すでに製造された商品については販売を継続するとしており、売り上げの一部をLGBTQ+支援団体へ寄付する方針も明らかにしています。
作品自体の人気は依然として高い
J.K.ローリング氏は近年、トランスジェンダーに関する発言を巡ってたびたび議論の的となっており、映画『ハリー・ポッター』シリーズの出演者やファンコミュニティ、企業などが距離を置く動きも続いています。一方で作品自体の人気は依然として高く、新たなコラボ企画が発表されるたびに賛否が巻き起こる状況となっています。
今回の対応もその流れを受けたもので、『ハリー・ポッター』ブランドとのコラボレーションを巡る議論が、企業のマーケティング戦略にも影響を与えていることを示す出来事として注目されています。
Photo:Aflo
