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SNSで「下痢で体重が減るなら試したい」といった危険な投稿が相次ぎ、医療関係者が強い警鐘を鳴らしています。米国では現在、激しい下痢を引き起こす寄生虫「サイクロスポラ(Cyclospora)」による集団感染が拡大していますが、一部ではこれを「ダイエット代わり」に利用しようとする動きまで見られています。

医療関係者が強い警鐘

画像: 出典:TikTok / @fr4ncescasmith

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発端となったのは、サイクロスポラによる食中毒の大規模な流行です。感染すると、水のような激しい下痢や腹痛、吐き気、食欲不振、強い倦怠感などが続き、体重が減少するケースもあります。しかし、この体重減少は脂肪が減ったわけではなく、脱水や栄養不足によるもので、健康的な減量とはまったく異なります。

こうした状況の中、一部のSNSでは「オゼンピックより安いダイエット」「感染すれば痩せられる」といった投稿が拡散。専門家は「命に関わる危険な誤解」だとして注意を呼びかけています。実際に重症化すると数週間にわたって症状が続くことがあり、高齢者や免疫力が低下している人では脱水による入院が必要になるケースもあります。

サイクロスポラは主に汚染された野菜や果物を介して感染するとされ、米疾病対策センター(CDC)などは感染源の調査を進めています。米国では細切りレタスとの関連が指摘され、一部商品の回収も実施されました。医師は、感染予防として野菜や果物をよく洗うことや、リコール対象となっている食品を口にしないことを推奨しています。

また、長引く下痢や急激な体重減少がみられた場合は、市販薬だけで済ませず医療機関を受診するよう呼びかけています。健康を損なってまで体重を減らそうとする行為は非常に危険であり、専門家は「感染症は決してダイエット手段ではない」と強く訴えています。

Photo:maginific

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