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12月に日本公開を控えるディズニー映画の最新作の予告映像をめぐり、SNS上で大きな論争が起こっています。話題の作品は、ディズニーの新作アニメ映画『Hexed(邦題:ビリーと魔法のはじまり)』。

TikTokなどの縦型動画向けに作られたのではとの指摘をきっかけに、同作の監督までコメントする事態となっています。

SNSでのシェアを狙った構図なのか論争

論争となっている『Hexed』の予告編は、2分強の横長の動画です。これがなぜSNS向けだと指摘されているかというと、人物や重要なものがほぼ中央寄せで配置されていたため。ディズニー側が最初からTikTokやYoutube Shortなどでの共有を優先して映画の構図を作っているのではないかとの指摘をきっかけに、SNSで論争が勃発。

本作が想像力をたたえる作品だけに「観客の想像に委ねる余地が少ないように見えるのは残念だ」との声も上がるなど、失望の声がSNSで上がりました。

指摘へ反論するディズニー擁護派も

一方でこうした批判に対し、人物を中央に置く構図は、SNSが普及する以前から使われてきた映画表現だとの反論意見もあり、実際に左右対称の構図にする手法は、映画監督のスタンリー・キューブリックやウェス・アンダーソンの作品でも知られています。

また、映画会社は必要に応じて予告映像を縦長へ作り分けることも可能なため、本編の構図まで縦動画への転用を前提にしたとは考えにくいという見方も出ています。

ついに監督自身もコメント

この論争は同作の監督ジェイソン・ハンドの耳にも届いていたようで、米Cartoon Brewの取材
で聞かれると、予想もしていなかった反応だったと明かしました。続けて、「私たちは、チームが手がけている素晴らしい撮影表現を見てきていますし、この件は自然に収まっていくと思っています。奇妙な反応でしたし、事実ではありません」と否定しています。

監督まで反応する事態となったこの大論争ですが、SNS時代だからこそ、変わらない創造性をディズニーに求める期待が根底にはあるのかもしれません。

Photo: Magnific

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