20名の学生に届いた謎の招待状
この届いた謎のメールについてASU Newsに明かしたのは、アリゾナ州立大学に通う産業デザイン専攻のニナパール・ハメルさん。そのメールは突然届きました。
最初に届いたメールについて振り返り、「まるで謎めいた、うますぎる話のようなメールでした。『この日程で、行き先非公開の場所に行けますか? 全額こちら負担です』みたいな感じです」と話します。
そのメールの後もあいまいなメールが何通か届き、ハメルさん含む20人の学生は出発前のZoomミーティングに招集されました。パートナー企業が正式に明かされたのは、まさにこの瞬間だったといいます。
「その時、初めて正式にパートナーが発表されたんです。想像できると思いますが、誰もディズニーだとは思っていなかったので、みんな本当に興奮しました。私はディズニーと共に育ってきたので、まさに"頬をつねりたくなる"瞬間でした」とハメルさんは明かしました。
秘密のプロジェクトへの招待状だった
実はこの招待状、2028年に迎えるミッキーマウス生誕100周年に向けた秘密プロジェクトに参加するための招待状でした。
きっかけは、同大学の起業・イノベーション研究所が運営する「Impact Studio」プログラム。専攻を問わず選ばれた学生20名(うち6割の12名はデザイン・アート系のHerberger Institute所属)に声がかかりました。
その後、学生たちは早朝4時半にフェニックス空港へ集合し、カリフォルニアへ。バーバンクのディズニー・スタジオとグレンデールのクリエイティブ・キャンパスで2日間を過ごし、社内アーカイブでミッキーの歴史をたどりながら、ディズニー・コンシューマー・プロダクツ部門のスタッフとも直接ミーティング。まさに夢のツアー。
大学に戻ってからさらにアイデアをブラッシュアップし、Zoom経由でディズニー幹部への最終プレゼンを行いました。ちなみに、学生たちがミッキーマウス生誕100周年の何について提案しているのかは、極秘のままとなっています。またアイデアが実際に採用されるかも未定です。
Impact Studioの担当者によると、ディズニー側が特に知りたがっているのは「Z世代・アルファ世代が今、何に心を動かされているか」だといいます。若い世代の声に本気で耳を傾けるその姿勢が、変化と進化を続けるディズニーを支えているのかもしれません。
photo: magnific

