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仕事中に突然届いた一本の連絡で、人生が一変することがあります。アルゼンチン人サッカー選手ルーカス・トレホさんは、練習中に大地震発生を知り、自宅へ駆けつけました。しかし、そこにあったのは倒壊したマンションだけでした。

悲劇に見舞われたのは、ベネズエラ2部リーグのクラブ「クラブ・スポルト・マリティモ・ラ・グアイラ」に所属するアルゼンチン人DFルーカス・トレホ選手。

6月24日にベネズエラを襲った2度の大地震発生当時、トレホ選手は首都カラカスでチームの合宿に参加していました。地震発生を知るとすぐに、自宅があるラ・グアイラ州へ向かいましたが、妻ヤニナさんと子どものアーロン君、アイノアちゃんが暮らしていたマンションは崩壊していました。

画像: 出典:LucasTrejo/Instagram

出典:LucasTrejo/Instagram

必死の捜索

トレホ選手はSNSで「建物が崩壊した。家族の行方が分からない。どうか祈ってください」と助けを求め、自らも救助隊とともに3日間にわたり懸命な捜索を続けました。父親や兄弟もアルゼンチンから駆けつけ、家族を探し続けたと報じられています。

しかし約74時間後、救助隊は妻と2人の子どもの遺体を発見しました。クラブは「選手の妻と子どもたちの取り返しのつかない喪失を深く悼む」と声明を発表し、「ルーカス、あなたは一人ではない」とチーム全員で支えていく姿勢を示しました。

地震で1700人以上が犠牲に

ベネズエラではマグニチュード7.2と7.5の大地震が立て続けに発生し、ラ・グアイラ州を中心に甚大な被害が広がりました。

当局によると、死者は1700人を超え、多くの行方不明者の捜索が今も続いています。一方で、発生から8日後に男性が生還するなど、奇跡的な救助も続いています。

Photo:Magnific

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