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バレーボールの練習中に倒れ、その後亡くなった15歳の少女をめぐり、遺族が病院と救急サービスを提訴しました。

米『People』などによると、アメリカ・ジョージア州に住むアマンダ・“マンディ”・シルベスターさんの家族は、病院運営法人と救急サービス会社に対して損害賠償を求める訴訟を起こしたことを明らかにしました。遺族は「救急車の対応の遅れが娘の死につながった」と主張しています。

地域の救急サービスには出動可能な救急車がなかった

マンディさんは2024年12月、バレーボールの練習中に突然倒れました。関係者は午後6時過ぎに911へ通報しましたが、訴状によると当時、地域の救急サービスには出動可能な救急車がなかったとされています。

遺族側は、救急車を待ち続けたものの到着せず、約45分後に母親が自ら娘を車で病院へ搬送したと説明しています。その移動中、マンディさんはけいれんなどの症状を起こし、病院到着後に心停止に陥ったとされています。

なお、マンディさんは5歳の頃から1型糖尿病を患っていました。しかし家族は、当日の血糖値は正常範囲内だったと説明しており、今回の急変との関連はないとの見方を示しています。死亡原因については現在も明確には公表されておらず、遺族は独立した検視を依頼していると報じられています。

母親のバーバラさんは記者会見で、「病院に着いた時には駐車のため娘のそばを離れなければなりませんでした。戻った時には心停止していました。もう娘と話すことも、抱きしめることもできませんでした」と悲痛な胸の内を語りました。

救急体制のあり方に疑問の声が

画像: 救急体制のあり方に疑問の声が

遺族側を代理する著名人権弁護士ベン・クランプ氏は、「911に電話したのに救急車が来なかった」と指摘。さらに、ジョージア州の規定では救急車が不足している場合、他の救急機関へ応援を要請する義務があるにもかかわらず、それが行われなかったと主張しています。

一方、訴えを受けた病院側は、「法的手続きの中で対応する」とコメント。患者のプライバシーに関する法律上の制約があるとして、詳細な説明は控えています。

この事故は当時から全米で大きく報じられていました。2024年の報道では、マンディさんが倒れた後、現場にいた関係者らが救急車の到着を待ち続けていたことや、母親が自ら病院へ搬送した経緯が伝えられ、救急体制のあり方に疑問の声が上がっていました。

SNSでは「こんなことが本当に起きるのか」「911に電話しても救急車が来ないなんて信じられない」「家族の気持ちを思うと言葉がない」といった声も上がっています。

遺族は今回の訴訟について、娘のためだけではなく、同じ悲劇を二度と繰り返さないためだと説明しており、裁判の行方に注目が集まっています。

Photo:Aflo

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