今回ピックアップしたのは、不動の人気を誇る「デニムオンデニム」のスタイル。アイコンたちの懐かしのファッションを振り返りながら、それらをインスピレーションにした令和セレブの着こなしを解説!
【1】ブリトニー・スピアーズ & ジャスティン・ティンバーレイク

2001年、第28回アメリカン・ミュージック・アワードにて。
Y2Kを代表するポップアイコン、ブリトニー・スピアーズと、平成世代はジャスティンといえばビーバーではなくティンバーレイク! の、時代を象徴したカップル。デニムのペアルックに、世界中が沸いたことが記憶に新しいです。 グリッターやキラキラの装飾が命だった当時らしく、ブリトニーはデコラティブなネックレスとブレスレット、チェーンベルトをトッピング。
【2】パリス・ヒルトン & ニコール・リッチー

2001年、クラブでのパーティーにて。
リアリティ番組『シンプル・ライフ』で共演したパリス・ヒルトンとニコール・リッチー。パーティー三昧だったふたりはこのとき、揃いのデニムオンデニムスタイルを披露。テーラードジャケットを直接素肌にまといながら、ローライズパンツを合わせ当時のトレンドらしい肌見せスタイルを堪能。パーティーガールたるもの、奇抜なメイクだって臆せずトライしたい…!
【3】キャメロン・ディアス

2000年、映画『レクイエム・フォー・ドリーム』のプレミアにて。
当時28歳だったキャメロン・ディアスは、カジュアルなデニムオンデニムを大人らしく落とし込んで。華奢なネックラインやデコルテを強調できるボートネックの白カットソーを、セミフレアデニムパンツと同素材のバケットハットで挟み、デニムの主張を抑えながら旬らしさを獲得。
【4】アン・ハサウェイ

2001年、ブリトニー・スピアーズのレコードリリースイベントにて。
今ではすっかりハリウッドを代表する俳優となったアン・ハサウェイの、19歳のころのデニムオンデニムスタイル。ジャケットとパンツの色味をわずかに変えたら、同じくトレンドだったプリントTを忍ばせて。赤やピンクの差し色がティーンエイジャーらしいフレッシュさを醸します。
現代ではシドニー・スウィーニーをお手本に!

いまY2Kらしいデニムオンデニムスタイルを楽しむなら、辛口フェミニンがお得意のシドニー・スウィーニーを参考に。カジュアルなイメージが強いデニム素材も、クルーネックジャケットとのセットアップで取り入れればグッドガールな雰囲気に。さらにショートジャケット × フレアパンツのコンビがスタイルアップを実現。ハトメにレースアップが施されたコケティッシュな黒小物を添え、ぴりっと引き締め。
Senior Writer:Fumika Abe