エレガントなブラウンがあればたちまち秋らしく

コペンハーゲンファッションウィークを訪れたこちらのゲストは、エレガントなブラウンのタイトスカートを組み合わせる前提で、キレイを両立できるコンパクトな形の白Tシャツをセレクト。さらにブラウンのストライプ柄スカーフをあしらい、秋らしいクラシカルなムードを倍増。黒ベルトとオフホワイトバッグの端正な小物を投入し、シックにフィニッシュ。
カラーニットを引っ掛け夏と秋を共存させる

ブルーのロゴが配された白Tシャツに、淡いラベンダーのニットプルオーバーを引っ掛け秋をひとさじ。ブルーとパープルの涼感漂う配色なら、暑さの残る街中でも浮かずに好都合。ニュアンスカラーコーディネートを完成させるベージュのチノパンツは、脱力感のあるローライズを指名してこなれ感たっぷりに。
秋らしいツイードのジレを重ねて

クリエイティブディレクター、ファッションディレクターのロリータ・ジェイコブスは、秋らしいツイード素材のジレを重ね、徐々に季節感を移行。深いブルーは秋に馴染みながら、夏らしい清涼感も演出してくれる頼もしいカラーです。上品なジレにマッチするよう、白Tシャツと濃紺デニムパンツはすっきりとした形を選ぶのが吉。
ロンTを忍ばせて奥行きを生み出す

ビッグTシャツのメリットは、インにアイテムを重ねてもかさばらないところ。くすみブルーのロゴTシャツとカーキのカーゴパンツを合わせていたインフルエンサーのイジー・アレインは、真っ白なカットソーとシルバーバッグを投入して切れ味よく誘導。手首や足の甲といった華奢な部分を露出し、バランスアップに繋げました。
暑いけれど、秋らしさも演出したい… そんなジレンマを解決する、端境期のTシャツコーディネートをご紹介しました。秋らしい色や素材をミックスする簡単テクニックなので、ぜひデイリーで参考にしてみて。
Senior Writer:Fumika Abe