皆さんは、家族との絆を感じたことはありますか?
今回は「子どもを引き取った結果」を紹介します。


イラスト:エトラちゃんは見た!

自分の娘として育てることに

主人公が24歳のころ、姉は「この子、もういらない」と自分の子どもを実家に置き去りにして姿を消しました。
しかし両親は高齢で、とても幼い子どもの世話はできません。

主人公は子どもの境遇に胸を痛め、自分の娘として育てることに。
それからは、物心がついて母がいないことを不思議がる娘に「ママはお空にかえったんだよ」と嘘をつき、男手一つで育ててきました。

そして娘が高校生になったころのこと。
娘は主人公の机にあった戸籍謄本を見て「養子って…どういうこと!?」と聞いてきたのです。

真実を話すとき


出典:エトラちゃんは見た!
主人公は母である姉が失踪したこと、自分が父ではなく叔父にあたることを、娘に話しました。
すると娘は、泣きながら「お父さん、私を育ててくれて本当にありがとう」と言ってくれたのです。

主人公は、父として受け入れてくれた娘に感謝して涙を流すのでした。

本当の親子の絆

姉の子どもを自分の娘として、ときには優しい嘘をつきながら懸命に育てた主人公。
そんな気持ちが娘に伝わっていたことに、胸がいっぱいになった主人公のエピソードでした。

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(CoordiSnap編集部)