相手に好条件を提示されると、つい話に乗ってしまいそうになりますが、場合によってはそれがトラブルに発展することも…!?

そこで今回は、好条件を提示して遺産を狙う男性を描いた漫画「遺産を頑なに譲らない“父の裏事情”」の漫画をご紹介します。

『遺産を頑なに譲らない“父の裏事情”』

主人公・カツラの実家は元々は老舗旅館でしたが、祖父の他界によって廃業。
そこでカツラの父は、残った器や展示品などをすべて手放すことに決めました。

父が屋敷をどうすべきか悩んでいると、突然アカマツという男性が現れ「相場の2倍の価格で屋敷を買います」と好条件を提示。

しかし、器や展示品などはもう手放したあとだと伝えると、
「器などがすべてなければ買いませんよ!」と強気な態度を取られ、父は少し気に障った様子でした。

『遺産を頑なに譲らない“父の裏事情”』


アカマツの態度が気に入らなかった父は、「別に買い取って頂かなくて結構です」と告げます。

するとアカマツは動揺し、「ちょ、ちょっと待ってくれ!」「それならもう屋敷だけでもいい」と言いますが、
ガンコな性格の父は頑なに屋敷を譲ろうとはしませんでした。

その後、屋敷は取り壊されることになりましたが、この出来事をきっかけにアカマツが不動産詐欺師だということが発覚。
実は高い金額で屋敷を買い取るフリをして、多額の手数料を取ろうとしていたのです…!

そのことをカツラの父に指摘されたアカマツは、警察に連行されて悲惨な末路を辿ることになるのでした。

父のガンコさに救われた!

「相場の2倍の価格で屋敷を売ってほしい」という好条件だったにもかかわらず、頑なに屋敷を売らなかった父。
結果的に不動産詐欺師に騙されずに済み、カツラは「父のガンコさに救われた」と感じるのでした…。


◎エトラちゃんは見た!さんのYouTube

(イラスト/@エトラちゃんは見た!)
※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。