外出するのも億劫になりそうな酷暑の日が続いている日本列島。そんなときにはファッションの力を頼りに、清涼感を演出してみて。今回は夏の街中で映える「ニュアンスカラー」の着こなしにフォーカス。上品かつ涼しげな色合わせを、ファッションウィークのストリートスナップからチェック!

ホワイトのニュアンスカラーなら涼やか

真っ白が涼しげなリブノースリーブトップスは、ホルターネックのリボンをなびかせてどの角度から見てもエレガントな佇まいに。パンツはアイボリーを選び、しなやかなニュアンスホワイトコーディネートをメイク。エアリーな素材感、ふわっと広がるシルエットなら優雅さを強調することに成功。

シャギー × サテンで曖昧カラーに表情をつける

モデルのメアリー・リーストの、ミラノファッションウィークでの着こなしをピックアップ。クリームホワイトのノースリーブトップスは、シャギーニットで優しげなムードを上乗せ。アクティブなグリーンカーゴパンツも、まろやかな色味とサテン素材を選べば上品さを両立できます。曖昧なニュアンス配色は、素材に特徴のあるアイテムを迎えれば間延び知らず。

セージグリーンでモダンさを倍増

パリファッションウィークに登場した、俳優のジェシー・アンドリュース。オフショルダーやギャザーのディテールで立体的にきまるミニワンピースは、ニュアンス漂うセージグリーンを選んでモダンさを倍増させて。ナチュラルなグリーンならではの清々しさが高まるのもポイント。涼しげなメッシュパンプスとクラッチバッグを白でリンクし、切れ味よくフィニッシュ。

肌見せスタイルはベージュを基調としてヘルシーに

ニュアンスカラーの代表であるベージュを基調とした着こなしは、サマーニットとチノ素材の異素材ミックスでのっぺりするのを防止。肌見せトップスも、ベージュならヘルシーにまとまります。すっきりとしたIラインのスカートは、チノ素材ならではのカジュアルな風合いがこなれ感に貢献。ビターなブラウン小物で優しく引き締めればパーフェクト。

夏らしくまとめた「ニュアンスカラー」の着こなしをお届けしました。明るいトーンで軽快さを獲得しながら、曖昧カラーで洒落感を獲得しましょう。