皆さんは、経営難に悩んだ経験はありますか?
今回は「客足が遠のいたラーメン屋」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。


イラスト:モナ・リザの戯言

ラーメン屋に弟子入り

将来自分の店を持つことを夢見てラーメン屋に弟子入りした主人公。
近くに高校がありライバル店も少ないことから、お腹を空かせた学生たちが集まり、繁盛していました。

しかし数ヶ月後、度重なる野菜の値上げで材料費がかさむようになります。
さらに近くの高校が新校舎に移動したため、学生客も減少してしまい…。

値上げとサービスの廃止


出典:モナ・リザの戯言
なんとメニューをすべて値上げして、無料サービスを廃止することで対策すると告げた店主。
しかし、店に来た学生客からは「なんか高くなってない?」と不満の声があがります。

すると腹を立てた店主は「貧乏学生なんてこっちから願い下げだ!」と発言。
それを聞いた学生客は「…は?」と怒り、帰ってしまいました。

その後もますます客足は遠のき…。
危機感を覚えた主人公は、原価が安いメニューを作ろうと店主に提案したのでした。

読者の感想

もともと学生客が多い店なら、値上げはかえって客足を遠ざける要因となってしまうのではないでしょうか。
店主よりも主人公の方が店の現状を把握できていると思いました。
(50代/女性)

材料の値上げは飲食店にとって深刻な問題だと思います。
値上げや客の減少は仕方がないですが、不満を言う客に文句を言うのは避けたいものですね。
(30代/女性)

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(CoordiSnap編集部)