皆さんは、店で出された食べ物に違和感を覚えた経験はありますか?
今回は「客によって待遇を変える焼肉店」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。
イラスト:モナ・リザの戯言
味のいい高級焼肉店
味がいいと評判の高級焼肉店で働いている主人公。
店長は、先代の息子が務めています。
ある日、有名なインフルエンサーが来店し、店の感想をSNSに投稿しました。
すると後日、投稿を見た人たちが続々と店に押し寄せ、大繁盛したのです。
この件で味を占めた店長は、有名人にだけ過剰なサービスを始めました。
一方、一般人にはスーパーの安い肉を提供して採算を取ります。
客に「これスーパーの肉じゃない?」と指摘されても「またまた~」と笑ってごまかしていた店長。
しだいに店には悪評がつくようになりますが…。
悪評も気にしない
出典:モナ・リザの戯言
店長は気にせず、安い肉をごまかすことだけを考えていました。
そんなある日、1人の若い男性が店にやってきます。
「この店で1番高いお肉をください」と告げた男性に、いつもどおり安い肉を提供した店長。
しかし男性は肉に違和感を覚え、店長に「これ、違う肉では?」と抗議したのです。
腹を立てた店長は「口に合わないなら出ていけ!」と言い、男性に水をかけてしまいます。
突然水をかけられて「うわあ!?」と叫ぶ男性。
男性は「美味しい肉が食べたかっただけなのに」と泣きながら店をあとにしますが…。
後日、水をかけられた男性の父が来店するのでした。
読者の感想
いくら細工をしても、高級肉を安い肉でごまかし続けられるわけがありません。
このような商売を続けていると、いつか痛い目を見ると思います。
(30代/女性)
有名人のお客さんは大事かもしれませんが、過剰なサービスはやりすぎに感じます。
お客さんに水をかけて追い返してしまったのには驚きました。
(40代/女性)
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(CoordiSnap編集部)