季節が深まってくると、自然と手が伸びるモノトーンやダークカラーアイテムたち。装いをスタイリッシュに整えるのなら、無機質なカラーである「グレーパンツ」を活用したいです。各地で開催されたファッションウィークのストリートスナップから、お洒落賢者たちの着こなしをお届けします。

ベーシックカラーまとめで落ち着いた印象へ

本格的な秋はいつやってくるの……? と心配になる、残暑が厳しい今。ノースリーブで涼しさを確保しながら、ベージュとグレーの落ち着いた色合わせで秋らしさを演出。スラックスはローライズをセレクトすることで、トレンド感のある抜け感を獲得。

きれいめコーデにあえてスウェットパンツを投入

インテリアブランドを手掛けるジェラルディン・ブーブリルは、きれいめな装いにあえてコンフォートなスウェットパンツを迎え、あか抜けた表情へと誘導。黒やダークブラウンを取り入れた着こなしなので、パンツはごく薄いグレーをセレクトし軽やかに。パンツの裾をサンダルストラップでマークするテクニックで、上級者ムードをアピール。

サテン×ネオンカラーで華やぐ

ツヤのあるサテンブルゾンとネオングリーンの小物を加え、フューチャリスティックなY2Kスタイルを楽しんでいたインフルエンサーのエミリー・シンドレフ。キャッチーなアイテムを盛り込んでもくどくならないのは、無彩色で無機質なグレーパンツがあるからこそ。

オーバーシルエットのモノトーンでモード感を強調

黒スタッズがアクセントのグレーパンツに、黒ジャケットとポインテッドトゥパンプスを合わせきりっと格好良く。全体をオーバーシルエットでまとめるとモード感を強調することに成功します。バッグはグレーと馴染みが良いメタリックシルバーを選び、キレよく。

洗練配色で大人カジュアルを完成させて

白Tシャツとチャコールグレーパンツのシンプルな夏ルックを、シャツを重ねることで秋仕様にシフトしていたモデルのセリーナ・ロックス。白とグレーの洗練配色なら大人らしさが際立ちます。シャツのポケットやバッグをブラウンで統一し、深まる季節を表現。

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スタイリッシュさを演出できるグレーパンツの秋コーディネートを5選お届けしました。モノトーンの1つだからこそ、どんな着こなしにもマッチする懐の深さが魅力。是非この秋は、グレーパンツを活用してみては?