袖を通した瞬間に肌触りの良いニットがボディを包み込み、たちまち幸福感と安定感に満たされる快適なニット。2023/24秋冬コレクションでも様々なブランドからニットワンピが発表されました。やっぱり、秋の始まりにニットは欠かせませんよね。今回は、NY&ミラノのファッションウィークでキャッチしたニットワンピのコーデをお届けします。彼女たちの着こなしを参考に、秋冬のニットワンピ計画を立ててみては?

異素材レイヤードで魅せるワンピのワントーンコーデ

マックスマーラの会場へ向かうミラノのストリートで、実業家でファッショニスタのヨーヨー・カオをキャッチ。全体をビターなローズピンクで仕上げた可愛らしさ溢れるスタイリングに周囲の視線も集中。ケーブルニットのマキシワンピ、ボアファーコート、スエードグローブなど、同じカラーでも異なる素材をレイヤードすることで、コーデに奥行きが生まれ、こなれた雰囲気に。

リブニットのマキシワンピなら細身効果でスッキリ見え

「ほっこりして可愛い」が魅力のニットですが、膨張して見えることもあるので、心配という人は、リブニットがおすすめです。リブニットならコーデをすっきりとまとめて細身効果も。さらに、彼女のようなくすみグリーンなら、おしゃれな雰囲気も添えてくれそうです。彼女のようにアウターからワンショルになった肌を覗かせて女っぽく着こなしたですね。

ミニワンピはウエストマークでメリハリ

ボリュームのあるパフスリーブがポイントのニットのミニワンピは、可愛らしさの中にも女っぽさを添えてくれる1着です。ケーブルニットに異素材をドッキングした洗練されたデザインは1枚で着ても存在感たっぷりですが、彼女のように太ベルトでウエストをマークすることでメリハリが生まれ、よりおしゃれに仕上がります。

大人の魅力を引き立てるハイゲージニットのマキシ

 

ニットはどうしてもカジュアル感が出てしまうので、大人っぽく着こなしたいなら、シンプルで上質なハイゲージニットドレスをチョイスするのが正解です。中でも2023年秋冬はホワイトカラーも注目度大。ニットのロング丈は全体が重く仕上がりがちですが、大胆なスリットやノースリーブで肌を露出することで、抜け感を演出して着こなせます。肌寒さを感じる時は、コートやジャケットを羽織るなどして温度調節を。

ニットワンピは「肌見せ」で今っぽさと女っぽさを

ミラノのストリートでキャッチしたのは、美シルエットが自慢のネイビーのニットワンピをさらりと着こなした彼女。オフショルダーやスリットが女っぽさを加速させてくれる今季おすすめしたいデザインです。袖に施された可愛らしいフリルやラインを描くように付けられたボタンデザインなど、細部にまでこだわったユニークさは文句なし。

エミリーはトレードカラーのピンクをニットで♡

コペンハーゲンを代表するファッショニスタでスタイリストのエミリー・シンドレフは、濃厚なピンクニットを着用。シンプルなリブニットはスイートになりすぎず、程よくビターに仕上げてくれるので大人女子にもおすすめです。ラフに巻き付けたレイヤード役のニットでこなれ感を演出。足元は、パテント素材のブラックロングブーツで引き締めると、スタイルをよく見せてくれます。

 

秋は1枚でさらりと、冬はアウターを羽織るだけで着こなしが完成する快適なニットワンピはこれからの季節に大活躍間違いなしのマストアイテムです。自分に似合う1着を見つけて、秋冬のワードローブに追加してみては。

Senior Writer:H_aco