装いを夏から秋へとシフトするなら、まずは足元から。サンダルを「ブーツ」に置き換えれば、秋らしい雰囲気がぐんとアップします。今年の冬は、昨年以上にロングブーツがビッグヒットの予感。一足早く、残暑から活用できる、今っぽく垢抜けるブーツコーディネートを、ストリートスナップからピックアップしました。

爽やかな白に重厚感のある黒を忍ばせて

端境期にぴったりなモノトーンの装いで、NYファッションウィークに訪れていたインフルエンサーのクリスティ・タイラー。白で統一したタンクトップとスリットスカートで、ヘルシーかつクリーンに。これだけだと真夏の印象になるところを、重厚感のある黒の型押しロングブーツをスカートの裾に繋げたことで、季節感の更新に成功。ベルトやバッグも黒で統一し、小気味よく。

ワークブーツでタフなムードを上乗せ

きりっとしたオールブラックスタイルは、程よい肌見せと異素材ミックスにこだわることでのっぺり見えるのを防止。センシュアルな黒のサテンキャミソールに、あえてクールなレザーハーフパンツとワークブーツを合わせれば、テイストミックスになり垢抜けた印象に着地。

スリットの隙間からロングブーツを覗かせて

白キャミソールとブルーデニムスカートを合わせた涼感フェミニンスタイルも、黒のロングブーツを投入すれば秋顔に。スリムなシルエットをセレクトすることで、きちんと感を上乗せ。バッグもブーツと同じくレザー素材を選び、引き締め力をアップ。

筒幅にゆとりのあるブーツで辛口に整える

残暑に相応しい半袖シャツワンピースは、深みのあるカーキをセレクトすることで秋を呼び込んで。ミモレ丈ワンピースの裾にロングブーツを繋げば、今っぽい足元バランスが叶います。筒幅がゆったりしたタイプで、スパイスをトッピング。

小物テクでワンピースをモードに着こなす

インフルエンサーのイルダ・サンドシュトレームは、優雅な小花柄ワンピースを、小物テクニックでモダンにブラッシュアップ。黒ベースのワンピースにぽってりとした筒幅がモードな白ロングブーツを合わせ、モード感たっぷりに。さらにコルセットベルトでウエストマークし、個性を語って。

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季節感更新の鍵となる「ブーツ」の装いを5選ご紹介しました。足元に持ってくるアイテムにこだわることで、秋らしさ、洒落感を叶えて。